みなさんこんにちは。
暑くて溶けそうですね。
がんばりましょう! いつまでかわからないですけど(>_<)
終わりがみえないことの不安はありますね( 一一)
さて、写真はある小学生へ対応しているワークシステム事例です。
学校から到着して宿題へ入る前に準備する一連の行動をこのように縦一列に表しています。
就学前の方では、これが手洗い・かばん水筒を入れる・・・などに変わります。
これを単に目で追いながら実行することも可能ですが、
描かれている行動をしたら ”終わり”。 終わったのでそのカードは最下段のボックスに入れる。入れたら次の行動を見て、それを行い、終わったら・・・を繰り返し、「準備」を完結する。
一連の行動の 各工程の始まりと終わりをカードに表記して、その順番を一つ一つ上からこうなしていく(消していく)ことで、本人に
いつ、なにを、どこまで(終わりはなにか)、するのか を視覚化して見通しをもってもらう。
視覚化することで、自立した(口頭での声掛け等は無く)行動につなげる。
ことを目的としたツールです。
表題に”個別”と書いたのには訳があります。
その方によっては、絵カードも横にした方が良い方。
イラストよりも写真、もしくは現物がわかりやすい方。
一連を描かずに、一枚一枚を大人が見せた方が気が散らなくてよい方などなど。 情報のとらえ方はさまざまなので、試してご本人の様子を見て決定して、日々遂行が望ましいといわれています。
TEACCHプログラムの中で必ずと言ってよいほど使用されるツールですが、
これがルーチン化(手続き記憶化)すれば、このようなツールを使用せずとも身につくことが期待できます。
エンジェルPLUSでは日頃の身支度など、様子を観察していき、課題を感じられると、このようなツールを作成して、ご本人の生活遂行力を伸ばす対応をしていきます。
個別のワークシステム
教室の毎日
25/07/04 18:51
