みなさんこんにちは。
今日も暑いですね。公園行くのかなあ(;・∀・)
お子様の意見は聞くようにはしています。
暑さ、虫(マダニ)、遊具、それぞれが危険といわれる昨今ですから要注意です。
さて、お子様への支援(対応)の方法のことを方略とも言います。
昨日少しご紹介したTEACCHなども、その一つです。
多くの出版物、関係論文などもあり、実績もあります。
この方略にのることが大事なのは、今だけの支援に終わらせないことが大きな理由です。つまりは、園→小学校→中学・高校・大学・・・就職まで、ご本人をとりまく環境(人・モノ・空間・他施設などなど)に、ご本人が適応できるために、大事なのです。
一定の方略を継続することで、ご本人への支援・配慮・環境調整が
”言語化”できます。共通言語になります。
そうすれば、今後のライフステージでどのような人がご本人へ対応しても、ご本人への対応クオリティが担保されます。
つまりご本人の情緒が安定するということです。
正直、この業界、対応する人によっては、ご自分の経験のみでご対応される方が多くみられます。
もちろん、過去のご経験(仕事・プライベート)を取り入れることも必要です。
ただ、それぞれのお子様は当たり前ですが 「前提が違う」のです。
そして、経験に頼っても 言語化 できるか。他者に具体的に引き継げるのか。
どれだけの頻度でどれだけの時間(期間)、周囲の環境はどんな感じで、どのような方法で対応したか。などなどを簡潔に伝え聞く側は理解できるのか。
同じ療育施設でも、職員各々がバラバラの対応をすることで、保護者からうかがっている目標の達成ができなかったり、大きく先延ばしになった事例は今まで何度もみてきました。
個別と言われている療育支援でも各担当者それぞれが共通認識できていないと、対応にムラがでます。ここは個別支援の管理者として、本当に本当に、残念なところです。
これは、各担当者のスキルよりも、各担当者個人の 療育への向き合い方 にかかっているので、上手・下手ではないことは付け加えておきます。平たく言えば自分の業務として責任を持って取り組んでいるかにかかっています。
特に園や学校などへご本人のことを引継ぎをする場合は、論拠をもとに具体的に伝えることで、説得力を得られます。 責任を問われる公立であることも所以しているかもしれません。
ご本人への対応を、
~どれだけの頻度でどれだけの時間、周囲の環境はどんな感じで、どのような方法で対応したか~
面倒ではあるのですが、ご本人の行く末の将来を考えて対応するのであれば、対応する側も無理なことはできない。 ですが、一定の方略にのる、論拠を鑑みることは必要なことなのです。
支援の方法(方略)があるということは
教室の毎日
25/07/05 14:39