2025年1月5日(日曜日)
新入職員も加わってくださり、スタッフから希望があり、作業療法士が療育で活用する感覚統合理論について、ワンポイント研修会をさせていただきました。
感覚統合療法(SI)は、アメリカの作業療法士A.J. Ayres(エアーズ)が考案しました。佐藤をはじめとする日本の作業療法士が、アメリカに留学して日本に広めてくださり、お子さまの療育手法のひとつとして、全国各地に広がっています。
感覚統合とは、様々な感覚情報を組織化する中枢神経系の働きです。
・前庭系(平衡感覚)
・固有受容感覚(力加減)
・触覚(さわったり、ふれたものを識別する能力)
・視覚
・聴覚
触覚が最初に発達することを学び、脳の最終産物としての思考力、自己抑制、注意力、脳の両側特殊化(利き側)などについて、学びました。
評価法では、JMAP(日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査)の概要を学びました。
そして、今回の研修内容を、てらぴぽけっとの療育内容に生かす工夫について、皆で考えました。リズムウオークなどで、感覚統合の考え方を入れられることを確認、共有しました。1月の療育内容で、活用させていただいています。
2025年1月5日 感覚統合機能の発達と評価
研修会・講演会
25/01/17 17:45