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癇癪を起こして机の下から出てこなくなった男の子への対応②

こんにちは!児童発達支援・放課後等デイサービス「ひとつぼし」です。

実は私たち、今年開設したオープンしてまだ間もない、新しい事業所なんです。そこで、「ひとつぼしってどんなところ?」「どんな先生たちがいるんだろう?」「こんな時どんな対応をしているの?」ということを皆さんに知ってほしくて、このブログを書いています。
私たちの療訪への情熱が、文章の固さに表れてしまうこともあるかもしれませんが…(汗)
「へぇ、ひとつぼしの先生たちって、そんなことを考えて関わっているんだ!」と、私たちの舞台裏を気軽に楽しんで読んでいただけると、とっても嬉しいです。
では…

【前編の振り返り】※①が8/8のブログになります。
前回は、活動中に突然「やりたくない!」と癇癪を起こした男の子が、スタッフの寄り添いで少しずつ落ち着いていった様子をお伝えしました。
今回は、その後どのようにして「落ち着き、自分の気持ちを伝える」段階に進んだのかをご紹介します。

スタッフの対応②:信頼関係をベースに少しずつ
癇癪の後、私たち「ひとつぼし」のスタッフは、無理に活動へ戻そうとはしません。
「無理に出てこなくて大丈夫だよ。でも、いつでも話せるよ」
落ち着いたトーンで、数分おきに「水飲む?」「トイレ行きたいとき言ってね」と、選択肢のある声かけを続けました。
同じスタッフが継続して対応することで、安心感が途切れないようにします。

▼小さなサインを見逃さず対応
やがて、男の子がちらっとこちらを見ました。
その瞬間を逃さず、
「少しだけ出てきてくれてうれしいな」
と、肯定的な言葉で返します。
こうしたやり取りの積み重ねが、再び関わるきっかけになります。

▼自己表現の導き:対話のきっかけづくり
完全に落ち着いた後、スタッフは直接「何があったの?」とは聞きません。
まずは代弁から始めます。

「イヤだったんだね」
「ドキドキした?」

少しずつ、男の子の口からも

「〇〇がイヤだった」
「ちがうのがよかった」
と、自分の言葉が出るようになりました。

この一言は、ただ活動を再開する以上に大きな成長です。
自分の気持ちを“言葉で伝える”ことは、次の挑戦への第一歩だからです。


▼ひとつぼしの工夫:「安心して気持ちを出せる経験」
今回のケースで大切にしたのは、

🌟無理にやらせず、まずは落ち着ける時間を保障すること

🌟安心できる声かけや、選択肢のある関わりで心をほどくこと

🌟少しでも自分の言葉が出たら、その気持ちをしっかり受け止めること

私たちは、「できなかった」経験を「安心して気持ちを伝えられた」経験に変えることを心がけています。
そうすることで、子どもは「泣かなくても伝えていいんだ」という学びを積み重ね、次の挑戦へと気持ちを進められるようになります。

▼癇癪から“伝えられる子”へ育つために
こうした関わりを繰り返す中で、子どもは徐々に「泣かなくても伝えていい」と学んでいきます。
大人が落ち着いた姿勢で関わることで、安心して感情を表現できるようになるのです。

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まとめ:癇癪は「困った行動」ではなく成長のサイン

今回の男の子も、最初は「やりたくない」と泣いていましたが、最後には「やってみてもいい」と気持ちを変えることができました。
癇癪を通じて学ぶのは、感情の爆発そのものではなく、そこから「気持ちを伝えられる」力なのです。
ひとつぼしでは、こうした一人ひとりの小さな成長を大切に支援しています。
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保護者へのメッセージ
家庭でも“泣いてしまった後”が大事です。
落ち着いた後に「どうしたかったのか」「どうしてイヤだったのか」を一緒に振り返ってみてください。
完璧な対応でなくても、“寄り添う姿勢”は必ず子どもに届きます。
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