今日は、早期療育の重要性についてお話させていただきます。
お子さんが生まれて慌ただしい日々を過ごす中で、ふと、その発達が気になるときがありませんか?
他の子はもうはいはいをしているのに、うちの子はまだしていない…
他の子にはもう発語があるのに、うちの子は話すようすがみられない…
などなど、他のお子さんたちと違うことがあると、気になりますよね。
ここで、脳機能の観点から発達障害について触れさせていただきます。
幼少期に、子どもたちの脳機能は劇的に発達します。これは、子どもたちが様々な刺激を受けることにより、感覚が発達していくからです。
できなかったことがどんどんできるようになっていくのは、このためです。
以前のブログで、発達障害の原因として、脳機能の偏りなどが考えられていることをお話させていただきましたが、発達障害のお子さんの多くは、この感覚の発達に凸凹がみられるため、様々な問題に直面しています。
(感覚の発達(感覚統合)につきましては、また後日お話させていただく予定です。)
よって、脳機能(感覚)のバランスのよい発達を促していくことは、とても重要なことなのです。
先ほど、幼少期に脳機能が劇的に発達することをお話させていただきましたが、別の言い方をしますと、脳機能は幼少期を過ぎると発達が緩やかになり、12歳を過ぎる頃にはほぼ停滞してしまいます。
早期療育の重要性が唱えられているのは、脳機能の発達には時間的な限りがあるため、その発達が著しい時期に適切は療育を受けられるようにするためなのです。
ほーぷでは、2歳のお子さんから通所が可能となります。
早い時期から療育を受けられることのメリットは限りなくたくさんあります。
どんな小さなことでも、ご心配事がございましたら、『ほーぷ』にご相談ください。
<参考文献>
・日本における早期療育システムの現状と課題‐米国におけるIFSPとの比較から‐
https://researchmap.jp/read0060666/published_papers/32229710/attachment_file.pdf
<画像>
スキャモンの発育曲線
早期療育の重要性について
教室の毎日
25/05/08 13:21
