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情報処理の優位性

教室の毎日
今日は、『情報処理の優位性』についてのお話をさせていただきたいと思います。

日々お子さんと過ごす中で、「うちの子、全然私の話を聞いていない!」「何度言ったらわかるの!」などなど、思いが伝わらなくてイライラすることがありますよね。
聞いていないから伝わらないのか、理解できないから伝わらないのか、理由がよく分からないがために、イライラだけが募ってしまいます。
これは、情報を処理するときに何が『優位』に働いているか、ということに大きく関わっています。

ここで、分かりやすくお伝えするために、私自身の子育て中の経験談を少しお話させていただきます。
私の息子は、忘れ物がとても多い子で、本人も自分なりに確認はしているようでしたが、一向に忘れ物を無くすことができず、困っていました。
私も、前日夜や当日朝に、持ち物確認のための声掛けをしていましたが、あまり効果はみられませんでした。
物忘れはすごく多い子でしたが、学習面等での『記憶力』という観点からは、何も問題を感じられませんでしたので、なおさら、忘れ物が無くせない理由が分からず、悩みました。
あるとき、歌が大好きでいつも同じ歌を歌っている息子が、いつまでたっても歌詞を覚えることができていないことに気づき、不思議に思いました。
息子にいろいろ聞いてみたところ、CDやYou Tube等で聞きながら歌詞を覚えて歌っているとのことでした。
あまりに覚えが悪いので、「歌詞カードとか見ればいいのに!」と何気なく口に出してしまいました。
数日後、またいつものように楽しそうに歌を歌っている息子が、歌詞を間違えず歌を歌っているではありませんか!
驚いて理由を尋ねてみると、「歌詞カードを見て歌詞を覚えた!」と嬉しそうに教えてくれました。
忘れ物に関しても、視覚から情報を入れる(私の息子は紙に書いた『持ち物リスト』を作成しました。)ようにしてみたところ、とても少なくすることができました。

この例は、『情報処理の優位性』について顕著に物語っています。
情報を処理するとき、私たちは視覚や聴覚を主に使っていますが、その優位性は人ぞれぞれ様々です。視覚が優位に働く人もいれば、聴覚が優位に働く人もいます。もちろん、バランスよく使っている人もいます。
発達に凸凹があるお子さんは、どちらかの優位性が大きくなる傾向がみられますので、優位になる感覚を使って指示を入れることで、効率よく情報を処理することができるのです。
私の息子の場合は、『視覚優位』が強く、聴覚からの指示は伝わりにくかったため、視覚から入れることで、情報が入りやすくなった例でした。

ほーぷでは、お子さんの特性を見極め、お子さんに合った最適な方法で指示を伝えていくことで、お困りごとを減らすことに繋げていきます。
もし、お子さんへの対応でお困りのことがございましたら、いつでもほーぷにご相談くださいね。
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