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環境についてーICF

 ​ヒトツナ日本橋馬喰町教室の野村です。

 ​発達障害、知的障害、自閉スペクトラム障害。

 これらの言葉につく「障がい」という概念を、私たちはどう捉えるているでしょうか。

​ 実は、この「障がい」をどう捉えるかによって、お子様への関わり方は変わります。

 ​1. 「本人を治す」から「環境を整える」へ

  ​かつて、障がいは「その人自身が持っている問題」と考えられてきました (ICIDH:国際障害分類)。

 「足が不自由だから歩けない」「言葉が苦手だから話せない」。

 つまり

 「本人を治さなきゃ」

 という、個人に焦点を当てた直線的な考え方です。

 ​しかし、2001年にWHOが提唱したICF(国際生活機能分類)は、その常識を覆しました。

 ​ICFの最大の特徴は、障がいを個人の問題として捉えるのではなく、

 「本人」と「環境」の相互作用の結果として捉えることです。

​ 2. 「障がい」は、人と人の「間」に生まれる

 ​たとえば、車椅子の方が階段の前で立ち止まっているとします。

 このとき、「障がい」はどこにあるでしょうか?

 ICFの視点では

 「そこにスロープがないこと(環境)」による生活のしずらさが障がいと考えます。

 ​これをお子様の支援に置き換えてみましょう。

 ​パニックを起こしている時、障がいは「本人のわがまま」にあるのでしょうか?

 ​指示が通らない時、障がいは「本人の理解力」にあるのでしょうか?

 ​私たちはそうは考えません。

 お子様の特性と、それを受け止める「周りの環境」がうまく噛み合っていない時に、はじめて「生活のしずらさ」という障がいが生じると考えています。

​ 3. 私たち自身が、お子様の「環境(因子)」である

 ICFには「環境因子」という言葉があります。

 建物や設備だけでなく、実は「周りにいる人」も重要な環境の一部です。

 ​私たちが「そんな態度はダメだ!」と自分の価値観で審判を下せば、環境は「障がい」を強める壁になります。

 ​私たちが一歩踏みとどまって「どうしてかな?」と背景を想像すれば、

 環境は「合理的配慮」というスロープに変わります。

 ​私たちは、自分という人間が発する言葉や眼差しが、

 お子様にとっての「障がい」を増やしてはいないか、

 常に謙虚でありたいと考えています。

 ​「障がい」を個人のせいにせず、環境としての自分たちを磨き続ける。

 ヒトツナ日本橋馬喰町教室では、このICFの理念をスタッフ一同が共有し、お子様の「できる」を支える環境づくりを徹底しています。

 ​見学や体験、また福祉を志す学生さんの訪問も歓迎しています。

 「環境」が変われば、お子様の可能性はどこまでも広がります。その一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

​#発達障害 #ICF #合理的配慮 #環境設定 #メンタライゼーション #子育ての悩み #福祉の仕事 #ヒトツナ日本橋馬喰町
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