あけましておめでとうございます。
本年も少しずつではありますが、いろいろな形で情報発信をしていきたいと思います。
では早速ですが「ことばが出ない要因と発達障害の関係⑥」をお届けします。
相談先とサポート機関
言葉が出ないことが気になるとき、保護者が一人で抱え込む必要はありません。
相談できる専門機関は複数あり、それぞれ役割が異なります。
早めに専門家とつながることで、子どもの発達状況を客観的に見てもらえ、必要な支援へスムーズに進むことができます。
ここでは代表的な相談先を紹介します。
小児科・耳鼻咽喉科・発達外来
まずはかかりつけの小児科に相談するのが第一歩です。
中耳炎の繰り返しや聴力低下などが発語の遅れに影響している場合もあるため、耳鼻咽喉科での検査も重要です。
発達の遅れが疑われるときは「発達外来」や「児童精神科」への紹介があることもあります。
診断が目的ではなく、必要に応じた支援につなげるための入り口と考えるとよいでしょう。
発達支援センター・児童発達支援・放課後等デイサービス
市区町村にある発達支援センターは、発達に関する総合相談窓口です。
言葉の遅れだけでなく、行動や育てにくさなど幅広い悩みを相談できます。
就学前であれば「児童発達支援」、小学生以降であれば「放課後等デイサービス」で療育を受けることが可能です。
言語聴覚士(ST)や作業療法士(OT)、保育士など多職種が連携し、遊びや学習を通じてことばや社会性を育む支援を行います。
自治体の相談窓口・保健センター
地域の保健センターには保健師や心理士が在籍しており、発達相談を受け付けています。
1歳半健診・3歳児健診で指摘を受けた場合も、ここが継続的なフォローの窓口になることが多いです。
また、発達障害者支援センターなどの地域機関では、親の困り感を聞きながら、医療や福祉、教育の各機関とつなげてくれます。
どの窓口に相談すればよいか迷った場合でも、まず自治体の保健センターに連絡を取れば、適切な機関を案内してもらえるでしょう。
周囲に理解してもらうために
子どもの言葉の遅れは、家庭内だけでなく祖父母や園・学校、兄弟姉妹との関わりにも影響します。
周囲が正しく理解していないと「しつけが足りない」「甘やかしている」と誤解され、保護者が孤立してしまうことも少なくありません。
大切なのは「子どもに特性があること」を簡潔に伝え、どのように接すると安心できるかを共有することです。
理解が広がることで、子ども自身も安心して生活でき、自己肯定感の低下を防ぐことにつながります。
祖父母への説明の仕方
祖父母世代は「そのうち話せるようになる」と考えることが多く、発達障害の知識が乏しい場合もあります。
否定されたり過度な期待をかけられたりすると、親にとっても大きな負担になります。
そのため「医師や専門機関から言葉の発達に遅れがあると説明を受けている」と客観的な事実を伝えると理解が得やすいです。
また、「叱るよりも、子どもが伝えたい気持ちを汲み取る関わりをお願いしたい」と具体的に協力してほしい行動を示すと安心です。
園や学校の先生への情報共有
保育園や幼稚園、小学校では、先生が子どもの成長を日々見守っています。
言葉の遅れや発達の特性について、家庭での様子や医師の所見を伝えておくと、園や学校での支援がスムーズになります。
例えば「ことばで要求が難しいときはジェスチャーを使っている」「急な予定変更が苦手」など、具体的な特徴を共有することで、先生も対応しやすくなります。
早めに連携をとることで、トラブルや誤解を減らし、子どもが安心できる環境を整えられます。
兄弟姉妹への関わり方
兄弟姉妹は一番身近な存在だからこそ、言葉が出ないことへの戸惑いや不満を抱えることがあります。
「どうして自分と同じように話してくれないの?」という疑問に対しては、「○○ちゃんはことばが少しゆっくりだから、待っててあげてね」とシンプルに説明すると安心します。
また、きょうだいに過度な役割を期待するのではなく、一緒に遊んだり手伝ったりできる範囲をお願いするのが大切です。
兄弟姉妹も「自分は理解者なんだ」と感じられることで、家族全体の絆が深まるでしょう。
全6回の予定でしたが7回目に続きます。
本年も少しずつではありますが、いろいろな形で情報発信をしていきたいと思います。
では早速ですが「ことばが出ない要因と発達障害の関係⑥」をお届けします。
相談先とサポート機関
言葉が出ないことが気になるとき、保護者が一人で抱え込む必要はありません。
相談できる専門機関は複数あり、それぞれ役割が異なります。
早めに専門家とつながることで、子どもの発達状況を客観的に見てもらえ、必要な支援へスムーズに進むことができます。
ここでは代表的な相談先を紹介します。
小児科・耳鼻咽喉科・発達外来
まずはかかりつけの小児科に相談するのが第一歩です。
中耳炎の繰り返しや聴力低下などが発語の遅れに影響している場合もあるため、耳鼻咽喉科での検査も重要です。
発達の遅れが疑われるときは「発達外来」や「児童精神科」への紹介があることもあります。
診断が目的ではなく、必要に応じた支援につなげるための入り口と考えるとよいでしょう。
発達支援センター・児童発達支援・放課後等デイサービス
市区町村にある発達支援センターは、発達に関する総合相談窓口です。
言葉の遅れだけでなく、行動や育てにくさなど幅広い悩みを相談できます。
就学前であれば「児童発達支援」、小学生以降であれば「放課後等デイサービス」で療育を受けることが可能です。
言語聴覚士(ST)や作業療法士(OT)、保育士など多職種が連携し、遊びや学習を通じてことばや社会性を育む支援を行います。
自治体の相談窓口・保健センター
地域の保健センターには保健師や心理士が在籍しており、発達相談を受け付けています。
1歳半健診・3歳児健診で指摘を受けた場合も、ここが継続的なフォローの窓口になることが多いです。
また、発達障害者支援センターなどの地域機関では、親の困り感を聞きながら、医療や福祉、教育の各機関とつなげてくれます。
どの窓口に相談すればよいか迷った場合でも、まず自治体の保健センターに連絡を取れば、適切な機関を案内してもらえるでしょう。
周囲に理解してもらうために
子どもの言葉の遅れは、家庭内だけでなく祖父母や園・学校、兄弟姉妹との関わりにも影響します。
周囲が正しく理解していないと「しつけが足りない」「甘やかしている」と誤解され、保護者が孤立してしまうことも少なくありません。
大切なのは「子どもに特性があること」を簡潔に伝え、どのように接すると安心できるかを共有することです。
理解が広がることで、子ども自身も安心して生活でき、自己肯定感の低下を防ぐことにつながります。
祖父母への説明の仕方
祖父母世代は「そのうち話せるようになる」と考えることが多く、発達障害の知識が乏しい場合もあります。
否定されたり過度な期待をかけられたりすると、親にとっても大きな負担になります。
そのため「医師や専門機関から言葉の発達に遅れがあると説明を受けている」と客観的な事実を伝えると理解が得やすいです。
また、「叱るよりも、子どもが伝えたい気持ちを汲み取る関わりをお願いしたい」と具体的に協力してほしい行動を示すと安心です。
園や学校の先生への情報共有
保育園や幼稚園、小学校では、先生が子どもの成長を日々見守っています。
言葉の遅れや発達の特性について、家庭での様子や医師の所見を伝えておくと、園や学校での支援がスムーズになります。
例えば「ことばで要求が難しいときはジェスチャーを使っている」「急な予定変更が苦手」など、具体的な特徴を共有することで、先生も対応しやすくなります。
早めに連携をとることで、トラブルや誤解を減らし、子どもが安心できる環境を整えられます。
兄弟姉妹への関わり方
兄弟姉妹は一番身近な存在だからこそ、言葉が出ないことへの戸惑いや不満を抱えることがあります。
「どうして自分と同じように話してくれないの?」という疑問に対しては、「○○ちゃんはことばが少しゆっくりだから、待っててあげてね」とシンプルに説明すると安心します。
また、きょうだいに過度な役割を期待するのではなく、一緒に遊んだり手伝ったりできる範囲をお願いするのが大切です。
兄弟姉妹も「自分は理解者なんだ」と感じられることで、家族全体の絆が深まるでしょう。
全6回の予定でしたが7回目に続きます。