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すぐ疲れる子の体の秘密

こんにちは!
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
理学療法士の 内山 隆範(うちやま たかのり) です。
暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
寒さで体が縮こまってしまったり、朝布団から出るのが億劫だったり…
大人でも体を動かすのが少ししんどい季節です。
さて、今日は僕が理学療法士として、これまで病院や訪問リハビリの現場で出会ってきた中で、実はとても多かった「あるタイプのお子さん」についてお話しします。
それは、
「体は元気なはずなのに、すぐに『疲れた~』と言って座り込んでしまう子」です。
■ 「抱っこ」をして気づく、ある違和感
僕には、リハビリの現場で忘れられない感覚があります。
あるお子さんをご自宅でリハビリしていた時のこと。お母さんがこんな風に相談してくれました。
「先生、この子、抱っこするとすごく『重く』感じるんです。体重はそんなに重くないはずなのに…」
実際に僕がその子を抱き上げてみると、すぐに理由が分かりました。
普通、人が抱っこされる時は、落ちないように無意識に体に力を入れ、相手にしがみつこうとします。
でもその子は、まるで水が入った袋のように、体がダラーンとして、僕の腕に全体重を預けてきたのです。
これ、「甘えている」わけでも「筋力がない」わけでもありません。
専門用語で「低緊張(ていきんちょう)」と呼ばれる体の状態である可能性が高いのです。
■ 筋肉は「ゴムバンド」と同じ?
「低緊張」といっても、病気というわけではありません。
単純に「筋肉の張り(ハリ)」が、もともと柔らかいタイプだと思ってください。
僕はよく、親御さんに「ゴムバンド」に例えて説明します。
・張りがある状態:
ピンと張ったゴム。弾くだけですぐにパチン!と強い力が出ます。動き出しがスムーズです。
・低緊張(柔らかい)状態:
ダルダルに伸びたゴム。力を出そうとしても、まずはゴムをピンと張るまで引っ張らないといけません。
つまり、低緊張のお子さんは、動くたびに「ゴムを引っ張る」という余分なエネルギーを使っている状態なんです。
だから、みんなと同じように遊んでいても、人一倍エネルギーを消耗してしまい、すぐに「疲れた」となってしまうわけです。
■ 「ふにゃふにゃボディ」のサイン
もし、お子さんにこんな様子が見られたら、それは「やる気がない」のではなく、一生懸命体を支えている証拠かもしれません。
・口がポカーンと開きやすい(顎の筋肉の張りが弱い)
・頬杖をついたり、机にもたれかかったりする
・「疲れた」「抱っこ」が口癖
・体が柔らかすぎて、変なポーズが取れる
・じっとしているのが苦手で、常にモジモジ動く(動いていないと体を支えられない)
これらはすべて、重力に負けないように必死に戦っているサインなのです。
■ お家で楽しく!「筋肉のスイッチ」を入れる遊び
「筋肉の張り」そのものは体質なので大きく変えることは難しいですが、「スイッチを入れること」は練習でうまくなります。
寒い日にお家の中で遊びながら、体に「シャキッ!」とする感覚を教えてあげましょう。
① 「だるまさんがころんだ」でピタッと止まる
動くことよりも、「止まる」ことが重要です。
「だるまさんが…転んだ!」で、ピタッと銅像のように固まる動き。
これは、全身の筋肉を一瞬でピンと張らせる、最高のリハビリになります。
② お相撲さんごっこ(押し相撲)
手と手を合わせて「はっけよーい、のこった!」。
グーッと押し合う動きは、体幹と腕の筋肉に持続的な力が入り、筋肉のスイッチが入りやすくなります。
お父さん、お母さんが壁になって、思いっきり押させてあげてください。
③ 高いところへの「よじ登り」
ジャングルジムや、お家ならお布団の山でもOKです。
自分の体を腕と足で支えてよじ登る動きは、全身の筋肉を連動させる練習になります。
■ 「省エネ」で頑張っている子どもたちへ
すぐにゴロゴロしてしまう子を見ると、「もっとシャキッとして!」と言いたくなってしまう気持ち、よく分かります。
でも、彼らは「燃費の悪い車で、一生懸命走っている」ようなものなんです。
すぐにガス欠になってしまうのは、それだけ頑張って動いているから。
もし今日、お子さんが「疲れた~」と言って帰ってきたら、
「さぼってる」ではなく、
「今日も重力に逆らって、よく頑張ったね!」
と心の中で褒めてあげてください。(もちろん、声に出して伝えてあげるともっと素敵です!)
エコルドでは、そんなお子さん一人ひとりの「筋肉のタイプ」も見極めながら、無理なく、でも確実に体を使えるようなプログラムを組んでいます。
「うちの子もそうかも?」と思ったら、ぜひお気軽に内山までお声がけくださいね。
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
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