おはようございます!
2月16日、月曜日。
新しい1週間のスタートですね。
今週も元気にいきましょう!
さて、今日は我が家の2歳になる次男のお話を聞いてください。
彼はまだ言葉がはっきりしていません。
何かを伝えたい時も「あー!」「くっ!」「まー!」といった、彼なりの宇宙語?のような音をよく使っています。
「まだお話しするのは難しい時期なのかな?」と思いきや、こちらの言っていることは、実はものすごくよく分かっているんです。
たとえば、「その扉、閉めてくれる?」とお願いすると、トコトコ歩いて行ってパタンと閉める。
「そのおもちゃ、あそこの箱に置いてね」と言うと、ちゃんと指定した場所に片付ける。
こちらの意図は完璧に理解しているのに、口から出るのは「あーうー」。
親としては、「頭の中では分かっているのに、どうして言葉にならないんだろう?」「もしかして、わざと話さないの?」なんて、不思議に思う毎日です。
でも、理学療法士の視点で見ると、これにはちゃんとした理由があるんです。
「言葉」には、大きく分けて2つの力があります。
1つは、相手の話を聞いて理解する力(受容言語)。
もう1つは、自分の思いを言葉にして発する力(表出言語)。
息子の様子を見る限り、1の「理解する力」は順調に育っているようです。
では、なぜ2の「発する力」が追いついてこないのでしょうか?
実は、「しゃべる」という行為は、私たちが思っている以上に高度な「筋肉の運動」なんです。
言葉を発するためには、
・肺から適切な量の息を吐き出し、
・声帯を震わせ、
・唇、舌、アゴの筋肉を、ものすごく細かいタイミングで協調して動かす
これらを一瞬で行う必要があります。
例えるなら、「ピアノの弾き方は頭で分かっているけれど、指がまだ思い通りに動かない」状態に似ているかもしれません。
頭の中にはたくさんの言葉のストックがあるけれど、それを音にするための「お口周りの筋肉のトレーニング」が、まだ少し追いついていないだけ、ということが多いんです。
なので、「早くしゃべって!」と焦るよりも、「お口の筋トレ中なんだな」と割り切って、遊びの中で楽しくサポートしてあげるのが一番です。
お家でできる、お口周りの発達を促すにはこんな遊びがおすすめです。
・シャボン玉や笛吹き
「ふーっ」と息を吹く動作は、唇の筋肉を鍛え、発声に必要な呼吸のコントロールを養う最高のトレーニングです。ティッシュを顔の前で持って、息で揺らすだけでもOKですよ。
・お口の周りをペロリ
食後などに、口の周りについたソースやジャムを自分の舌で舐めとる動き。これは舌を上下左右に動かす良い練習になります。鏡を見ながら「あっかんべー」や変顔遊びをするのも効果的です。
・動物の鳴き真似っこ
「わんわん」「ブーブー」といった擬音語は、普通の言葉よりも発音しやすく、唇の開け閉めの良い練習になります。
言葉の遅れを心配される保護者の方は多いですが、まずは「こちらの言っていることが伝わっているか」がとても大切なポイントになります。
理解ができているなら、あとはお口の筋肉が育つのを待つだけ、というケースも少なくありません。
もし、今日お子さんが宇宙語で一生懸命話しかけてきたら、
「うんうん、そうだね。今、お口の使い方の練習中なんだね」
と、焦らず耳を傾けてあげてください。
エコルドでは、こうした「体の使い方」の視点からも、言葉の発達をサポートしています。
「理解もしていないみたいで心配」「言葉が出なくて癇癪を起こす」など、気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
それでは、今週も子どもたちの小さな成長を見逃さないよう、楽しく過ごしていきましょう!
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
理学療法士:内山 隆範
2月16日、月曜日。
新しい1週間のスタートですね。
今週も元気にいきましょう!
さて、今日は我が家の2歳になる次男のお話を聞いてください。
彼はまだ言葉がはっきりしていません。
何かを伝えたい時も「あー!」「くっ!」「まー!」といった、彼なりの宇宙語?のような音をよく使っています。
「まだお話しするのは難しい時期なのかな?」と思いきや、こちらの言っていることは、実はものすごくよく分かっているんです。
たとえば、「その扉、閉めてくれる?」とお願いすると、トコトコ歩いて行ってパタンと閉める。
「そのおもちゃ、あそこの箱に置いてね」と言うと、ちゃんと指定した場所に片付ける。
こちらの意図は完璧に理解しているのに、口から出るのは「あーうー」。
親としては、「頭の中では分かっているのに、どうして言葉にならないんだろう?」「もしかして、わざと話さないの?」なんて、不思議に思う毎日です。
でも、理学療法士の視点で見ると、これにはちゃんとした理由があるんです。
「言葉」には、大きく分けて2つの力があります。
1つは、相手の話を聞いて理解する力(受容言語)。
もう1つは、自分の思いを言葉にして発する力(表出言語)。
息子の様子を見る限り、1の「理解する力」は順調に育っているようです。
では、なぜ2の「発する力」が追いついてこないのでしょうか?
実は、「しゃべる」という行為は、私たちが思っている以上に高度な「筋肉の運動」なんです。
言葉を発するためには、
・肺から適切な量の息を吐き出し、
・声帯を震わせ、
・唇、舌、アゴの筋肉を、ものすごく細かいタイミングで協調して動かす
これらを一瞬で行う必要があります。
例えるなら、「ピアノの弾き方は頭で分かっているけれど、指がまだ思い通りに動かない」状態に似ているかもしれません。
頭の中にはたくさんの言葉のストックがあるけれど、それを音にするための「お口周りの筋肉のトレーニング」が、まだ少し追いついていないだけ、ということが多いんです。
なので、「早くしゃべって!」と焦るよりも、「お口の筋トレ中なんだな」と割り切って、遊びの中で楽しくサポートしてあげるのが一番です。
お家でできる、お口周りの発達を促すにはこんな遊びがおすすめです。
・シャボン玉や笛吹き
「ふーっ」と息を吹く動作は、唇の筋肉を鍛え、発声に必要な呼吸のコントロールを養う最高のトレーニングです。ティッシュを顔の前で持って、息で揺らすだけでもOKですよ。
・お口の周りをペロリ
食後などに、口の周りについたソースやジャムを自分の舌で舐めとる動き。これは舌を上下左右に動かす良い練習になります。鏡を見ながら「あっかんべー」や変顔遊びをするのも効果的です。
・動物の鳴き真似っこ
「わんわん」「ブーブー」といった擬音語は、普通の言葉よりも発音しやすく、唇の開け閉めの良い練習になります。
言葉の遅れを心配される保護者の方は多いですが、まずは「こちらの言っていることが伝わっているか」がとても大切なポイントになります。
理解ができているなら、あとはお口の筋肉が育つのを待つだけ、というケースも少なくありません。
もし、今日お子さんが宇宙語で一生懸命話しかけてきたら、
「うんうん、そうだね。今、お口の使い方の練習中なんだね」
と、焦らず耳を傾けてあげてください。
エコルドでは、こうした「体の使い方」の視点からも、言葉の発達をサポートしています。
「理解もしていないみたいで心配」「言葉が出なくて癇癪を起こす」など、気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
それでは、今週も子どもたちの小さな成長を見逃さないよう、楽しく過ごしていきましょう!
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
理学療法士:内山 隆範