※このブログは、前回の【あるあるお悩み紹介】順番が待てない①の続きです!
🌟そもそも「順番を待つ」ってどういうこと?
「順番を待つ」とは、一見単純な行動に見えますが、実は複数の認知的・社会的スキルが組み合わさった複雑なプロセスです。
ここでは、その性質の違いから交代場面と遅延場面の2つに分類して解説します。
①交代場面 ──「順番にやることで活動が成立する」場面
会話やカードゲーム、ジャンケン、ボール投げなど、「交互にやりとりする」こと自体が活動を成り立たせる要素になっている場面です。
このタイプの順番には、次のような特徴があります。
・相手のターンの終了は相手の反応で決まる(例:会話の返答、ゲームの操作完了など)
→相手が話し終える、カードを選んで出す、ボールをキャッチして投げ返すといった、相手の意思や行動によってターンの切り替わりが決まる。相手の行動が目の前で見えるため、「いつ終わるか」が比較的予測しやすい
・活動の成立に“交代”が不可欠
→ 一方的に続けると、活動自体が成立しない(会話にならない、ゲームが進まない)
・所有権の理解
→「今は自分のものではない」という所有権の理解が不可欠。所有の切り替えが短時間で、相手の様子が見えやすいことが多い
・相手を意識した行動の調整と感情のコントロール
→ 「相手が終わってから次にやる」といった判断や、相手のターンの間待つことができる感情のコントロールが求められる
②遅延場面 ──「今はできないから、待つ」場面
病院の順番待ち、遊具に並ぶ、バスを待つなど、
“今すぐにはできないけれど、やがて順番が来る”という場面がこちらです。
このタイプでは、次のような特徴があります。
・待つ時間の見通しが持ちにくい
→順番待ちの人数や状況は見えても、実際の待ち時間が予測しにくく、不安や焦りを感じやすい
・所有権の理解
→「今は自分のものではない」という所有権の理解が不可欠。所有の切り替えが長時間で、見通しが立ちにくく、不安や衝動を調整する難しさが増すことが多い
・遅延に耐える感情のコントロール
→交代場面と比べて待ち時間が長くなりやすく、「今すぐやりたい」衝動をより強く、より長くコントロールする必要がある
このように「交代場面」と「遅延場面」では、求められるスキルや苦手の現れ方が異なるため、それぞれの違いを踏まえた支援が重要になります。
また、「今すぐやりたい!」という気持ちが強い子どもにとっては、たとえ「待てばもっと楽しく遊べる」と頭ではわかっていても、待っている間にその楽しみの魅力が薄れて感じられてしまうことがあります。その結果、「ちょっとだけでもいいから今すぐやりたい」と行動してしまうことがあるのです。
※次回ブログに続く!!
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ご利用希望者、随時募集中!!
【教室情報】
住所: 大阪府高槻市大畑町3-9 ジョイフルとんだ2F
アクセス: JR「摂津富田駅」より徒歩約1分
対象: 0歳~年長
空き状況: 個別・小集団・集団支援 / 平日に空きあり(6/15時点)
🌟そもそも「順番を待つ」ってどういうこと?
「順番を待つ」とは、一見単純な行動に見えますが、実は複数の認知的・社会的スキルが組み合わさった複雑なプロセスです。
ここでは、その性質の違いから交代場面と遅延場面の2つに分類して解説します。
①交代場面 ──「順番にやることで活動が成立する」場面
会話やカードゲーム、ジャンケン、ボール投げなど、「交互にやりとりする」こと自体が活動を成り立たせる要素になっている場面です。
このタイプの順番には、次のような特徴があります。
・相手のターンの終了は相手の反応で決まる(例:会話の返答、ゲームの操作完了など)
→相手が話し終える、カードを選んで出す、ボールをキャッチして投げ返すといった、相手の意思や行動によってターンの切り替わりが決まる。相手の行動が目の前で見えるため、「いつ終わるか」が比較的予測しやすい
・活動の成立に“交代”が不可欠
→ 一方的に続けると、活動自体が成立しない(会話にならない、ゲームが進まない)
・所有権の理解
→「今は自分のものではない」という所有権の理解が不可欠。所有の切り替えが短時間で、相手の様子が見えやすいことが多い
・相手を意識した行動の調整と感情のコントロール
→ 「相手が終わってから次にやる」といった判断や、相手のターンの間待つことができる感情のコントロールが求められる
②遅延場面 ──「今はできないから、待つ」場面
病院の順番待ち、遊具に並ぶ、バスを待つなど、
“今すぐにはできないけれど、やがて順番が来る”という場面がこちらです。
このタイプでは、次のような特徴があります。
・待つ時間の見通しが持ちにくい
→順番待ちの人数や状況は見えても、実際の待ち時間が予測しにくく、不安や焦りを感じやすい
・所有権の理解
→「今は自分のものではない」という所有権の理解が不可欠。所有の切り替えが長時間で、見通しが立ちにくく、不安や衝動を調整する難しさが増すことが多い
・遅延に耐える感情のコントロール
→交代場面と比べて待ち時間が長くなりやすく、「今すぐやりたい」衝動をより強く、より長くコントロールする必要がある
このように「交代場面」と「遅延場面」では、求められるスキルや苦手の現れ方が異なるため、それぞれの違いを踏まえた支援が重要になります。
また、「今すぐやりたい!」という気持ちが強い子どもにとっては、たとえ「待てばもっと楽しく遊べる」と頭ではわかっていても、待っている間にその楽しみの魅力が薄れて感じられてしまうことがあります。その結果、「ちょっとだけでもいいから今すぐやりたい」と行動してしまうことがあるのです。
※次回ブログに続く!!
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住所: 大阪府高槻市大畑町3-9 ジョイフルとんだ2F
アクセス: JR「摂津富田駅」より徒歩約1分
対象: 0歳~年長
空き状況: 個別・小集団・集団支援 / 平日に空きあり(6/15時点)