こんにちは!LITALICOジュニア二俣川教室です。
本日は教室でおこなっている
「SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)プログラム」のご紹介です。
ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは、
人が社会でほかの人と関わりながら生きていくために、欠かせないスキルを身につける訓練のことを指します。
LITALICOジュニア二俣川教室でも、このSSTを多くおこなっています。
LITALICOジュニア二俣川教室には、たくさんのおもちゃがあります。
お子さまによっては、お気に入りのおもちゃはすべて自分で使いたくなってしまいます。
お友だちにおもちゃを「かして」と言われても「イヤ!」と怒ってしまうこともしばしば・・・
こういった場面でほかの人と関わりながら生きていくために、
必要なスキルとはどのようなものでしょうか?
一番素敵なのは「かして」と言われたら「いいよ!」と貸してあげることかもしれません。
(もちろん場面にもよりますが・・・)
とは言えいきなり「いいよ!」というのは難しいので、
細かなステップを組みながら少しずつソーシャルスキルを獲得していきます。
例えば「かして」と言われたときに「交換ね!」と言うスキルです。
「かして」と言われて自分が持っているおもちゃを貸してしまったら、
自分の手にはなにも残らなくなってしまいます。
しかし「かして」と言ってきたお友だちが他のおもちゃを持っていたらどうでしょうか?
LITALICOジュニア二俣川教室では、
まずは指導員がお子さまの好きなおもちゃを持った状態でお子さまに「かして」と伝えます。
お子さまは指導員が持っている他のおもちゃを見つけると、
そっちのおもちゃで遊びたくなって手を伸ばします。この時がスキル獲得のチャンスです。
すかさず指導員が小声で「”交換”だよ」と伝えるとお子さまは「交換ね!」と言うことができ、
自分のおもちゃを指導員に渡して新しいおもちゃを得ることができるのです。
当たり前のことのように見えますが、
実はお子さまはこの「交換」という言葉を知らないがために、こまっていることがたくさんあるのです。
こういった折衷案のような、あいだのスキルを伝えてトレーニングすることで、
徐々に「かして」と言われたときに「いいよ」と言えるようになっていくのです。
また次回のブログもぜひチェックしてくださいね!
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個別相談なども可能な範囲で受け付けておりますので、
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SSTプログラム
教室の毎日
19/10/09 13:32