こんにちは!LITALICOジュニア二俣川教室です。
本日は先週に引き続き、
「SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)プログラム」のご紹介です。
ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは、
人が社会で他の人と関わりながら生きていくために、
欠かせないスキルを身につける訓練のことを指します。
LITALICOジュニア二俣川教室でも、このSSTを多くおこなっています。
写真のような一見すると工作のようなものでも、実は他者とのやりとりが多く必要になります。
自分一人で作るなら自由に切ったり貼ったりすることができますが、
集団生活の中にはグループ活動として、「みんなで協力して作る」という場面もあります。
またグループ活動といっても、2人で作るのか、5人で作るのか、10人で作るのか、
人数によってもやり取りの難易度は上がります。
交渉しなければならない相手は増えますし、意見を通すには自分の意志をはっきりと伝えながら、
それぞれに配慮することも必要になります。
LITALICOジュニア二俣川教室では、スモールステップをつくり、
まずは指導員と2人からはじめることが多いです。
工作を始める前に、「こういうときはなんて言ったらいいかな?」と考えてから、実践してみます。
写真の工作を作るときには「先生、おばけをここに貼ってもいいかな?」
と尋ねることをルールに制作をしてみました。
指導員から「いいよ!上手に言えたね!」と言われると
嬉しそうに貼りたい場所におばけを貼っていました。
もちろんお子さま同士ではこうスムーズにはいきません。
だからこそ、スモールステップの中にはあえて指導員が
「そこはちょっと嫌だな・・・」と言って断ることもあります。
色々な場面で、使えるセリフをたくさん覚えて、上手に使えることで自分のやりたいことを伝えながら、
相手に配慮するということができるようになっていくのです。
また次回のブログもぜひチェックしてくださいね!
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SSTプログラム②
教室の毎日
19/10/16 13:50