こんにちは!
LITALICOジュニア二俣川教室です。
LITALICOジュニアの発達支援では、「応用行動分析」を活用した関わり方をおこない、「望ましい行動」が起きやすくなるようなアプローチをしています。
前回のブログでは望ましい行動が起きやすくなるような環境設定についてお話しましたが、今回は望ましい行動が起きやすくなるような補助についてお話したいと思います。
LITALICOジュニア二俣川教室ではお子さまが4名~6名程度、指導員が2名程度という小集団をおこなうのですが、この場合の指導員はリードと呼ばれるメインの指導員とプロンプターと呼ばれる補助の指導員に役割を分けます。
基本的に望ましい行動が起きるきっかけ(指示)についてはメインの指導員から提示するのですが、様々な要因であと一歩のところでお子さまが失敗してしまう場合があります。
そういった場面で失敗しないように、成功しやすくなる手助けをするのがプロンプターです。
例えばリードの指導員から全体に「工作を作ります」と指示を出されたとします。
作っている間に何をしたらいいかわからなくなってしまった時に、すかさずプロンプターの指導員が小声で「リードの先生に”次どうするんだっけ?”って聞いてみたら?」と補助を出します。
するとお子様はハッとして、上手に質問できて工作を成功させることができます。
これはあくまで一例ですし、指導員が1名でもできる補助もあるのですが、お子さまが大きな階段を登ろうとしている時に、スロープを作って登りやすくしてあげるのがプロンプト(補助)の役割になります。
「直前のきっかけ」を工夫することで取り組みやすくし、「補助」を入れてあげることで成功しやすくし、望ましい行動ができたときには「強化」をすることでその行動を増やす。
この一連の流れをたくさんおこなうことで、お子さまのできることを増やしていくのです。
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プロンプターの補助例)集団で行動する場合
リード指導員「今からここに集まってー!」
お子さま 「??(指導員の声がけに気づかなかった)」
プロンプター「あっちに集まろう」
お子さま 「うん!」
このように、リードする指導員とお子さまの間にたち、お子さまが成功しやすくなる手助けをおこなうのがプロンプターの役割です。
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また次回のブログもぜひチェックしてくださいね!
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応用行動分析について③
教室の毎日
19/12/25 16:28