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手は口ほどに-その2

前号では、「目は口ほどにものを言う」という時の「目」と同じように、こどもの手の動きに宿る「気持ち」の見守りにふれました。言語活動には、かかわり合う相手の存在、心に描くモノや出来事の意味、それらの前提となる、見る・聴くことへの集中力や感情、発音機能、などの機能的な結びつきが必要ですが、心に意味を蓄えていく途上にある幼少期は、手のはたらきは大きな位置を占めます。手先の過敏さによる制約はもちろん、もし、マヒなどで手のうごきにハンディを抱える場合でも、目や耳と協応して手と同等の操作感をイメージできる体感サポートは重要です。 そういう意味で、本来、言語と手のはたらきは、いわば隣り同士の関係にあって、互いのうごきをとりもつ気持ちの育ちが大切であるように思います。ちなみに、お話をしながらあれこれ手を動かすのは、ことばと手が、互いに、思いを表現する際の「合い方」であるようにみえますが、ペンフィールドという医師による脳地図では、手と口を担当する場所が隣接していることにも関係があるのかもしれませんね。 発語のない自閉症スペクトラムのお子さんの何人かが、字やシンボルを覚え始めた時期に、宙を何か指で描くように動かすのを見たことがありますが、あれはいわば「独り言」とでもいうのか、何かを自分で確認しているしぐさのような気がします。(その後、お母様からいくつかのことばを駆使しているという情報をいただいたことがあります) そういえば、前号の粘土ペッタンで紹介したHちゃんは、「最近、両手でのあそびが多くなったよねぇ」と感心するスタッフの前で、手にしたバッグにボールを拾って入れて、笑顔でバッグブラブラ‥まだことばではきけないけど、心に描くお話はなんだろうねヾ(⌒▽⌒)ゞ

児童発達支援	さんさんキッズ/手は口ほどに-その2
教室の毎日
23/02/10 12:51 公開

手は口ほどに

「目は口ほどにものを言う」「目を見れば言わなくてもわかる」など、目には気持ちが込められますよね。ここでの「口」とは、「ことば」というよりも「ことば」を奥で支える「気持ち」のことだとも思えます。こどもたちと目が合うことで、ことばには表れない何かを感じ合うということは多いのではないでしょうか。  とはいっても、こどもの気持ちを解する時に、手掛かりとなるのは目だけではありません。こどものしぐさや声の出し方はもとより、手にも気持ちがこもります。もとより人は、「二足歩行で手を複雑に使うことができるようになった」ことが進化のはじまりだと習いましたが、発達における手の役割は大事です。ことばを伝達の手段として使い始める頃には、決まって「指さし」が先行します。その指さしも、さかのぼると、「つまむ」←「2つのものを両手でそれぞれ持つ」←「1個のものを持ち替える」←「手を差し伸べてものをとる(リーチング)」←「両腕を振ってはしゃぐ」という手づかいが、あそびの楽しさや気持ちを込めて経過します。 久しぶりに会ったH君が、コップを握って水筒からお茶を注いでいたのを見て、片手だけで絵本をめくるのがあそびであった以前の印象が、これからきっと、いろんなことに気持ちを込めてチャレンジする姿になって映ります。  今年からきているHちゃんは、楽しいと手をぱちぱちしたり、手持無沙汰でにぎにぎしたり、「食事」以外にも、お口に色んなモノを持っていったりします。大好きな、向き合いでぎっこんばったんをするときにも、お手々が身体を支えたり手をつなぐなど積極的な役割を沢山して欲しいなと願います。そんなHちゃんと粘土あそびをした時に、粘土をお口に運ばなくてもいいようにと、餅つきぺったんをしました。「ぺったんなら知ってるよ」と言わんばかりに、互いにぺったんぺったんをした後は、平たくなった粘土お餅をつかんで、お口にはいかずに下にポイ…。「やった!お口じゃなくて、終わりの気持ちがこもったポイだ」。そのうち左右の手でぺったんを期待したいHちゃんでした

児童発達支援	さんさんキッズ/手は口ほどに
教室の毎日
23/02/10 12:45 公開
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