忘れ物をしてしまった時
お母さんのせいにする子が結構います
純粋にそう思い込んでいる感じです('Д')
でもそれってお母さんが悪いの?
表面上は忘れ物をして
お母さんが悪いとしていますが
本当の原因を追究します。
まずなぜお母さんのせいなのか?
答えはお母さんが準備を忘れたから
でも誰が使うものなのか?
それは自分
自分が使うものをお母さんが
忘れてしまったけど
自分は忘れないように確認をすることができていたか?
答えはノー!
そもそも翌日の予定、それに伴う準備物は確認した?
答えはノー!
どんどん掘り下げていきます。
自分はなにをしていたか?
これがないとどうなるか?
本人にとって痛い部分を確認していきます。
原因は自分がやりたいことが優先だった
そもそも予定をしらなかったり
お母さんがやるものだと思い込んでいたと
他人事なんです。
ここから自分のことなんだと
自覚を促します(*´ω`)
まずは自分の予定なんだから
何をするかを知っておくことは大切です。
知ることで必要な持ち物を
確認できます。
そして準備をしないと
忘れてしまうことで、予定に参加することができないことを
知る必要があります。
全部繋がってるんだよーと
理解してもらうことが大切です(*´ω`)
障害のレベルによっては
自分で準備することが難しい子どももいると思います。
その中でも1つは自分で取り組めるような
役割は必要だと思います。
なんとなくではなく
これは使うもの!という認識を少しでももって
もらえることで楽しみになったり
見通しになります。
ご家庭でのフィードバックも大切です。
例えば忘れ物をしてどう対処したかや
誰かの迷惑になっていないかなど
自分の気持ちと事実関係の確認です。
そしてそれは人のせいではなく
自分としての反省点の確認(*´ω`)
生活スタイルが原因であれば
どこかを変更して確認するタイミングをつくるなどが
必要かもしれません( ゚Д゚)
特性だからとあきらめず
リカバリーする力は大切です。
まずは常時必要なものだけは忘れない!
このセットは必ずいれておくなど
子どもにあわせたシステムは必要です。
ご家庭での言葉がけは必要になると思いますが
最初から答えを伝えるのではなく
ヒントを伝え自分で考えるきっかけを作ることも
必要かなぁと思います。
その中で一緒に確認して本当に全部入っているかを
チェックしたり
でも入っていなくても子どもがOKと思っているのなら
それでもいいのです(*´ω`)
気づけていなかったことに、気付いてもらいましょう
そこでもちろん先生にも協力してもらう必要もあります。
忘れたことをスルーしたり、何事もなかったようにカバーしてしまうのではなく
振り返ったり、困る経験をさせるなど
協力してもらうことがその子の力になり
意識改善につながりやすくなります。
お父さんやお母さんよりも
他の人に言われることの方が
残りやすいですよ(*´ω`)
忘れ物って誰のせい?広島市オリーブ井口
教室の毎日
20/10/27 12:51