日本人の自己肯定感は平均以下?子どもの自己肯定感を育むために必要なのは・・・
ライター:砂羽美佳
先日、アメリカやイギリス、ドイツなど日本を含めた7か国の調査で、”日本の若者の自己肯定感がとても低い”という結果が出ました。
なぜ日本の若者たちは、自己肯定感が低いのでしょうか?
日本の自己肯定感は平均以下?
近頃、何かといわれる「自己肯定感」。
一言でいうと、自分のやっている事や考えにYESと言える状態、でしょうか。
そんな中、内閣府より
先進国7ヶ国10代・20代の若者を対象にした意識調査の結果が。
なんと、諸外国に比べ日本の若者は圧倒的に自己肯定感が低いという結果が出たのです。
「自分自身に満足している」と答えた若者たちが、
他国は平均約80%いたのに比べ、日本はたったの45.8%というのです。
一言でいうと、自分のやっている事や考えにYESと言える状態、でしょうか。
そんな中、内閣府より
先進国7ヶ国10代・20代の若者を対象にした意識調査の結果が。
なんと、諸外国に比べ日本の若者は圧倒的に自己肯定感が低いという結果が出たのです。
「自分自身に満足している」と答えた若者たちが、
他国は平均約80%いたのに比べ、日本はたったの45.8%というのです。
この結果を、皆さまはどうとらえますか?
私は、非常にゆゆしき事態だと感じます。
自分自身や自分の国の未来に希望を持てない子どもたちがいる、という事ですから。
日本の若者が自己肯定感が低い理由を、私なりに考えてみました。
私は、非常にゆゆしき事態だと感じます。
自分自身や自分の国の未来に希望を持てない子どもたちがいる、という事ですから。
日本の若者が自己肯定感が低い理由を、私なりに考えてみました。
肯定感を育むのは「You are OK.」
同じ失敗をしても、
「もう自分なんか何をやってもダメだ・・・」と落ち込み動けなくなってしまう人と
「いい失敗になった、これを活かして私なら次に繋げられる!」と前向きに取り組める人がいると感じます。
その違いはどこにあるのでしょうか。
私は幼少期の経験にあるのでは、そう考えます。
「どうして出来ないの?〇〇ちゃんは出来るのに」
「なぜそんなこともわからないの?当たり前でしょ!」
成長とともに人と比べられることが増え
うまくいかない経験を重ねることで「私は何をやってもダメだ」と自己肯定感を失っているのかもしれません。
英語で言うと、「You are OK.」
幼少期に「あなたはすばらしいね」「宝物よ」など、
誰かと比べてどうか、何ができるか、ではなく
その存在そのものが大事、と認められて育った子は自己肯定感も高いと感じます。
反対に「You are not OK.」
「あなたはダメね」「なんでこんなことも出来ないの」と、
けなされたり否定されて育った子は、自分にOKの出せない、自己肯定感の低い子が多いなと感じています。
「もう自分なんか何をやってもダメだ・・・」と落ち込み動けなくなってしまう人と
「いい失敗になった、これを活かして私なら次に繋げられる!」と前向きに取り組める人がいると感じます。
その違いはどこにあるのでしょうか。
私は幼少期の経験にあるのでは、そう考えます。
「どうして出来ないの?〇〇ちゃんは出来るのに」
「なぜそんなこともわからないの?当たり前でしょ!」
成長とともに人と比べられることが増え
うまくいかない経験を重ねることで「私は何をやってもダメだ」と自己肯定感を失っているのかもしれません。
英語で言うと、「You are OK.」
幼少期に「あなたはすばらしいね」「宝物よ」など、
誰かと比べてどうか、何ができるか、ではなく
その存在そのものが大事、と認められて育った子は自己肯定感も高いと感じます。
反対に「You are not OK.」
「あなたはダメね」「なんでこんなことも出来ないの」と、
けなされたり否定されて育った子は、自分にOKの出せない、自己肯定感の低い子が多いなと感じています。
では、子どもにOKを出せなかった親が悪いのでしょうか?
そう親を責める事は、あまり本質的ではないと思っています。
なぜなら、
子どもにOKが出せない親の多くは、自分自身にもOKを出せない状態だからです。
自分自身が、「ダメな母親だ」と、
誰かと比べて出来ていない部分に目を向けて自分を否定しているときは、
子どもにも、誰かと比べて出来ていない部分に目がいきがちです。
もしかしたらその親自身も「You are not OK.」と言われた経験が色濃く残っているのかもしれません。
そう親を責める事は、あまり本質的ではないと思っています。
なぜなら、
子どもにOKが出せない親の多くは、自分自身にもOKを出せない状態だからです。
自分自身が、「ダメな母親だ」と、
誰かと比べて出来ていない部分に目を向けて自分を否定しているときは、
子どもにも、誰かと比べて出来ていない部分に目がいきがちです。
もしかしたらその親自身も「You are not OK.」と言われた経験が色濃く残っているのかもしれません。
親のわたしたちから、はじめよう。
まずは親自身が、自分の個性や魅力を認めること。
誰かと違う部分を認めることです。
少し勇気がいるかもしれません、でもその勇気のいる過程も大切なこと。
子ども自身も、同じ想いをしているのですから。
違いを短所とするのではなく、自分へのギフトと捉える。
子どもの「誰かと違う部分」も
「コンプレックスや負い目ではないと伝えよう」
「個性や魅力だと認めて、伸ばしてあげたいな」、そんな気持ちになっていきます。
その気持ちこそ、子どもの自己肯定感に繋がっていくのではないでしょうか。
自己肯定感が低い日本の若者たちは、自己肯定感が低い私たち大人が、そう育てているのかもしれません。
持って生まれた自分の個性を、
引け目やコンプレックスに捉えるのではなく、自分へのギフトなのだと堂々と胸を誇る。
その姿をみて、そんな親と接して、子ども自身もそんな風に捉えられるようになるはずです。
無理して自己肯定感を育もうとする前に、
「自分らしい個性を認められる自分」になれるよう、一緒に視点を変えてみませんか?
誰かと違う部分を認めることです。
少し勇気がいるかもしれません、でもその勇気のいる過程も大切なこと。
子ども自身も、同じ想いをしているのですから。
違いを短所とするのではなく、自分へのギフトと捉える。
子どもの「誰かと違う部分」も
「コンプレックスや負い目ではないと伝えよう」
「個性や魅力だと認めて、伸ばしてあげたいな」、そんな気持ちになっていきます。
その気持ちこそ、子どもの自己肯定感に繋がっていくのではないでしょうか。
自己肯定感が低い日本の若者たちは、自己肯定感が低い私たち大人が、そう育てているのかもしれません。
持って生まれた自分の個性を、
引け目やコンプレックスに捉えるのではなく、自分へのギフトなのだと堂々と胸を誇る。
その姿をみて、そんな親と接して、子ども自身もそんな風に捉えられるようになるはずです。
無理して自己肯定感を育もうとする前に、
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