子どもがお友達を噛んでしまう・・・そんな時はどうしたらいい?

ライター:yumiK
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わが子がようやく幼稚園に通い始めたと安心したのに、お迎えに行くと先生からトラブルのお知らせ・・・。お友達とのけんかでは、怪我をした方もさせた方も、ママはつらいものですよね。しかし、たびたび噛んでしまう場合は、どのように対応していけばいいのでしょうか。子どもの噛み癖について解説していきます。

なぜ噛んでしまうの?

子どもは、理由なく家族やお友達を噛むわけではありません。

幼い時期では、相手に甘えたりじゃれたりする延長で噛むことがあります。噛むこと自体が遊びになっているのでしょう。

幼稚園に行く時期になると、自分の意志とお友達の意志が衝突する場面も増えます。自分の気持ちを伝えたい、でも言葉が追いつかないというときに、噛んでしまうのです。

噛まれた相手にとっては、痛くて嫌なこと。
噛んだ後の相手の表情や、喧嘩の展開をみて、意見を通したい場面での安易な手段として、誤って覚えてしまう事もあるそうです。

自我が芽生え、自分の気持ちを認識しはじめたとき、言葉でうまく伝えることができないがために、噛むという手段をとるのです。

発達の個人差が大きい保育園・幼稚園時代

幼稚園・保育園の年齢は、成長のスピードの様々。
すごく発達の幅が大きい年齢でもあるかも知れません。
ある子は自分の名前を漢字で書き、ある子は未だ一人遊び…しかしどちらも正常発達の範囲内なんですよね。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2329289.html
大人でも、感情が高ぶったり、動揺している時は、上手く言葉が出てこないもの。
喧嘩の手段として誤って学んでしまうことは避けたい一方で、我が子なりの成長は見守っていきたいですよね。
でも、言葉が話せるようになって、意思の疎通ができるようになると、うそのように収まりますよ。

それまでは、お子さんの気持ちに寄り添って、目を離さないことです。
そして、いっぱい話しかけて、会話を楽しんでください。
出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1356870548
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015188782

言葉の代わりに噛んでしまう!そう知ったママができること

一緒にいるときに、子どもが噛んで気持ちを伝えてきた場合、どうすればいいのでしょうか。

おもちゃを貸してほしい、順番を変わってほしいなど交渉の場面では、その子が言葉に詰まってしまい困る前に「次かして、だよね」など、気持ちを表現する言葉を教えてあげましょう。

もし、子どもが噛んでしまった場合、叱ったり相手の痛みを伝えるだけではなく「噛む代わりにどう伝えれば良いのか」そのフレーズを教えてあげましょう。
・噛んだ相手がわかっている場合は出来るだけその都度謝って誠意を見せる
・子供には口で噛んだらダメな事を伝える
・先生に協力をお願いする
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5116108.html?from=recommend
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保育園・幼稚園の集団生活では、子どもの発達の段階に差があり、それぞれのママの考え方も異なります。

場面に応じて謝罪したり説明したりする場面も出てくるかもしれません。時間はかかっても、収まる時はやってきます。それまでは、必要に応じて担任の先生に相談する、パパにも協力してもらう、など周囲の人を頼りながらじっくりとつきあっていきましょう。
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