ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)とは?症状の特徴や生活での困りごとは?

2016/06/03 更新
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ディスレクシアとは何でしょうか。日本での認知度は低いですが、読み書き障害、難読症とも呼ばれる学習障害の一種です。そんなディスレクシアの症状や生活における困りごと、対処法や治療法などをご紹介します。

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監修: 井上 雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
公認心理師
目次
  • ディスレクシアとは?どんな障害なの?
  • ディスレクシアの主な症状
  • ディスレクシアの困りごと
  • ディスレクシアの困難への対処法・工夫
  • ディスレクシアは治療できるの?
  • まとめ

ディスレクシアとは?どんな障害なの?

ディスレクシアは「字を読むことに困難がある障害」を指す通称で、ギリシャ語で「困難」を意味する「dys(ディス)」と、「読む」を意味する「lexia(レクシア)」が複合した単語です。日本では難読症、識字障害、読字障害など、他にも様々な名称で呼ばれてきました。読むことができないと書くことも難しいことから、読み書き困難、読み書き障害と呼ばれることも多いです。

「読むことが難しい」というと、「失読症」という名称をイメージして混同される方も多いのですが、失読症は脳梗塞などの後遺症として、明らかに後天的に読めていたものが読めなくなった、つまり失った状態を指します。

一方、発達期の特異的な読字障害は先天性のものであり「発達性ディスレクシア」(developmental dyslexia)と言われています。医学的な分類では学習障害(LD)に含まれることが多く、アメリカ精神医学会の診断基準であるDSM-5では読字の障害を伴う限局性学習症・限局性学習障害とも呼ばれます。

本記事ではこの発達性の読字障害について、「ディスレクシア」という名称を使ってご紹介します。

日本ではディスレクシアの割合を示す統計は発表されていません。日本におけるディスレクシアの発現率に一番近いものとしては、障害者白書内にある「児童生徒の困難の状況」のうち「知的発達に遅れはないものの学習面で児童生徒の割合」の4.5%だと言われています。日本語にはひらがな・カタカナ・漢字があり、詳細な発現率は分かっていません。また、知的な遅れが伴わないことや、海外に比べると日本はディスレクシアの認知度が低いことから、大人になるまで気づかないままでいた人もいます。
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