大変すぎる毎日を一人で頑張っているあなたへ

ライター:かず

強いこだわりやパニックがある発達障害児の子育て。なかなかうまくいかない日々を、一人で頑張り続けていませんか?
実は私がそうでした。「もう限界、だけど他人に頼るなんて申し訳ないし絶対無理!」
そう思っていた私の『助けられ体験』をご紹介します。

こだわりだらけの毎日

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021003889
自閉症スぺクトラムの子どもには、強く物事にこだわる傾向があるといいます。現在小5の息子にも、幼児期にはそんなこだわりが多々ありました。

外出先で工事現場を見つけると、必ず立ち止まって見学しなければならない。

外出先から帰った時は、すぐに家に入らず、家の周りを2~3周してからでないと入れない。

入浴後、からだを拭いたタオルをもう一度浴槽に戻って濡らす。

服を着る順序は決まっていて、着せる私が間違うと全部脱いでやり直し。

息子のこだわりを叶えられないときには、決まって長いパニックが待っていました。私は毎日毎日、物事がスムーズに進んでいかないイライラに押しつぶされそうでした。

どうしても、頼れない…

電話のボタン
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息子のめんどうなこだわりを聞くか、一時間近く大パニックに付き合うか。

当時の私の選択肢はそれしかありませんでした。疲弊していた私を見かねて、その頃通っていた児童デイサービスの先生は「大変だったら夜でもいいから携帯に電話してね」と、声をかけてくれました。

その言葉をありがたく思いながらも、先生に頼ることができませんでした。

「自分のことは自分でやって当たり前」人に迷惑をかけるのは良くないことだと思って生きてきました。そんな私が、子どものことで夜にまで先生に助けを求めるのは「絶対無理…!」な話でした。

もう限界…息子が夜中に飛び出した

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しかしある夜、息子が玄関の鍵をあけて外に飛び出して行ってしまったのです。

「もう限界…」と、私は思わず先生に電話をかけていました。

先生は、「わかった、すぐ行くから」と言って、本当に10分くらいで駆けつけてくれました。

日中、急に降ってきた雨のため行きたかった公園をあきらめた息子。あきらめたように見えたけれど、きっと残念な気持ちをうまく処理できていなかったのでしょう。すぐに「公園だ!」と気づいて追いかけたので、幸い大事にはいたりませんでしたが、ひどいパニック状態でした。

息子の気持ちを聞いたあと、先生はきっぱりこう言いました。

「また外へ行くなら、危険だからお家にはいられないよ。施設に泊まってもらうよ。」

息子は、先生が来てくれた安心感と、先生の本気の言葉に何かを感じたのか、泣き叫んでいたのが嘘のように落ち着きました。そして「もう外には行かない」と約束しました。

私は息子の変化に驚きました。一人で何でもやってきたように思っていたけれど「私一人では息子を守れない」と痛感した出来事でした。
次ページ「誰かに頼る姿を見せるのも、大切。」

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