算数の壁は計算だけじゃない!何度練習しても無理なことは無理で…

ライター:荒木まち子
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算数が嫌いな我が子。小学校高学年になると苦手意識はとても強くなり、やる気は0に。実は「算数アレルギー」の原因は「計算が苦手だから」という理由だけではなく、あることも関係していました。それは…

学校指定のアイテムが使いにくい…!すると

えんぴつと定規を持つ子ども
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みっかめで 孫の手になる 竹定規
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小2で出会った算数のもう1つの壁

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10214000855
小学校2年生の算数には、かけ算がありグンと難しくなってきます。ですが壁は計算だけではありません。「長さの学習」というものもあるのです。

学校指定の竹定規を使って物の長さを計ったり、点と点を結んだり指定の長さの線を引いたり…。

実はこの学区指定の竹定規というのが曲者で、

1. 細かいメモリが読めない
5ミリ、10ミリならまだしも1ミリ単位のメモリが上手く数えらない。

2. 正確に定規を置けない
竹定規は透明でないので点に上手く合わせる事ができない。

3. 滑りやすい
線を書こうとすると、滑って曲がってしまう。

と、非常に使いにくい様子でした。
不器用さんやうっかりさんに!学校で使う「お道具」をプチ改造すると…?のタイトル画像

不器用さんやうっかりさんに!学校で使う「お道具」をプチ改造すると…?

定規は小2を終えても案外よく使う…

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「練習すればいつかはできるようになるのではないか?」と思っていた私は、自宅で10倍の大きさの定規の模型を段ボールで作って毎日練習をさせたこともありました。

でもどれだけ練習してもメモリを読むことはできず、何度も練習するうちに、泣き出してしまう…なんていう事もありました。奮闘している間に学校での「長さ」の学習は終わってしまい、次の単元に移りました。

「ま、メモリが読めなくても仕方ないか。」と考えたものの、その後も定規を使う授業はたびたびあります。
不器用な子もスムーズに定規を使うための工夫として、

「滑り止めのシールを貼る」などは良く目にしますが、周りの友達と違うことを嫌がるわが子は、こういった工夫に難色を示すことがよくあります。

そこで、いくつかの市販の定規を試し、なんとか子どもに合ったアイテムを見つけようと探してみました。中でも1番気に入ったアイテムはこちら。
次ページ「子どもが「使いやすい!」と言った、ピタットルーラー」

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