たった1文字の書き間違えにイライラする娘。ある方法で説明すると…

ライター:GreenDays
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038018553

アスペルガーの特性でもある「真面目さ」を持つ娘。なにごとにも真剣に取り組むのは悪いことではありませんが、そこに怒りの感情がプラスされ、毎日を過ごすのがとても大変なのです。

小さい頃から真面目すぎる娘の行動。

小学3年生の娘アスペルガー症候群。娘は小さい頃から、真面目すぎるほど真面目でした。

例えば、

幼稚園で「廊下を走ってはいけません」と先生に言われると、遊び時間に友達が競って外に飛びだす時にも、1番最後からゆっくりと歩いて参加する。

そんなタイプの子どもでした。

真面目すぎて、些細な「やりなおし」も苦しい。娘の毎日はストレスフル

ある意味真面目すぎる娘は、手を抜けない事が多く、それは本人にとってとても苦しいようでした。

やりたくないことでも、やるからには真剣に取り組んできちんとしなければならない。

何かしようと思う度に「どうしてこんなことをしなければならないの!?」という怒りがプラスされ、怒ってしまうのです。
例えば、宿題をしているとき、文字を書き間違えた娘は

「せっかく!!!
 ここまで書いたのに!!!
 丁寧に書いたつもりだったのに!!!
 消して書き直さないといけない!!!

 前のページも間違ってる!!!
 何でこんなことになるの!!!
 いつもいつも同じところで間違えて!

 ちゃんと読めるのに!!!
 何回も書き間違えてアホか私は!!!
 もう、いや!!もう、いや!!!
 どうしてこんなことをしないといけないの!!!」


手洗い、洗顔、着替え、歯磨き、入浴。宿題、時間割合わせ、お片づけ。
些細な行動全てに、こんなに激しいストレスを感じる娘も大変ですが、いちいち「なんで?!」という発言を聞かされる家族も大変。

なんとか楽に過ごせるようにできないのでしょうか。

娘が自己判断できることを願い、こんな提案をしてみた

提案の内容。
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『何か行動を起こすとき、まず自分にとってそれがどんなモノなのか、振り分けてみよう。

(1)やりたいこと
(2)やりたくないけど、やらなくてはいけないこと
(3)やりたくないし、やらなくてもいいこと

「やりたくないけど、やらなくてはいけないこと」に直面した時、あなたはとても怒っている。でも、生活を送る上で、どうしてもやらなくてはいけないことは出てくる。

お風呂に入る意味も、歯を磨く意味も、わかっているでしょう?

「宿題をやりたくない」と「先生に怒られる」を天秤にかけた時、あなたは「怒られたくないから宿題をする」という選択をしている。

「やらなくてもいい」と切り捨てられない以上、ぐずぐず言ってもどうせやらなくてはいけないの。

だったら、長々と呪いの言葉を吐かずに、短い時間で終わらせよう。

「なぜこんなことをしなくてはいけないのか」と負の感情を増大させることをやめて、淡々とこなしてみよう。
そうすれば(1)の「やりたいこと」にかけられる時間が増えるから。

淡々と、さっさと終わらせる。

これが、あなたが毎日を楽しく過ごすコツかも知れないよ。』
娘は、

「やりたくないのにやらないといけないこと!それそれ、それがイヤなのよねぇ!淡々とかぁ・・・。出来るかなぁ?」

とブツブツ言いながら、宿題を始めました。

宿題の途中で漢字の書き間違いに気づいた瞬間、目に涙を浮かべて罵り始めます。

娘:「せっかく、ここまで書いたのに!丁寧に書いたつもりだったのに!
消して書き直さないといけない、もういや!もういや!どうしてこんなことをしないといけないの!!!」
私:「ねぇ、消しゴム持ってみて」

娘:「消せばいいんでしょ!こんな字!」

私:「ちょっと時間を計ってみるから、その字消して書きなおしてみて」

娘:「どうせ間違ってますよ!!!」

私:「いいから、よーいドン!」

私:「今、かかった時間はたったの10秒。

あなたは、書きなおす前に何分も怒っていたの。淡々とやればたった10秒で終わることを、怒りの感情に時間を持って行かれていたのよ。

どれだけ文句を言っても、間違った文字は書きなおさないといけないでしょ。

だったら、深く考えず、淡々と終わらせてみようよ。一日のうち、怒りに持って行かれてる時間を全部集めたら、大好きな本が一冊余分に読めると思うよ。

騙されたと思ってやってみよう?ママ、声かけてあげるから。」
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娘と二人三脚、淡々とさっさと終わらせる練習をはじめた

怒りの言葉を吐く娘に、「淡々と、さっさと終わらせる」と呪文のようにシンプルに言い聞かせます。効果が出るまでには時間がかかる。それが分かっているので、私も焦らずじっくりと付き合います。

特に「時間割りを合わせる」のに取り掛かるのは、今までの娘にとってはとても大変な作業でした。

ですがある日「あ!本当だっ!今、“淡々とさっさと終わらせる”って思いながら時間割りを合わせたら、いつもより早く終わった!」と娘が嬉しそうな声を上げたのです。

娘とともに蒔いた種が、かわいい芽を出した瞬間でした。
この先、この芽が花を咲かせるのか枯れてしまうのかは、私にもわかりません。でも、失敗したら、また次の種を蒔けばいい。無理強いせず、子どもをよく観察し、共に成長していこう、そう思って見守っています。
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