子どもの体調、心の疲れを癒やしたのはアロママッサージでした
ライター:ヨーコ
娘の体調が思わしくないときやパニックになってしまったとき、落ち着くきっかけになったのは私のマッサージでした。素肌が直接触れ合うアロママッサージは、身体だけでなく心に直接響きあうものがあるようです。
きっかけはお医者さんの一言。咳込みがちな娘にマッサージをしてみると…
発達障害のある子どもは、心に様々な不安やストレスを抱えていると思います。私の娘も発達障害があり、小さいころから心や体に強い緊張を感じている様子でした。
そんな娘に、私は小さいころから今までずっとアロママッサージをしてきました。マッサージは身体のリラックス以外にも、さまざまな効果があるようです。私と娘の体験談をご紹介します。
最初にアロママッサージを娘にしてみようと思ったのは、接骨院の先生の一言がきっかけでした。
「うちの娘、寝入るときに咳き込みがひどくてかわいそうなんです」
「咳き込みがひどい子は肩甲骨と肩甲骨の間が固くなっているので、そこをほぐしてあげるとラクになりますよ」
なるほど!でもまだ3歳だし、ほぐすといってもどうしたらいいのか分かりません。そんなときにひらめいたのがベビーマッサージでした。
ベビーマッサージとは、親子でスキンシップをとる方法のひとつです。マッサージすることで子どものストレスが解消し情緒が安定したり、睡眠時間が長くなって夜泣きが軽減したりすると言われています。
またママにとっても、赤ちゃんに触れる事で女性ホルモンの分泌が増え母性が高まったり、ホルモンバランスが改善して精神的に安定したりと、良いことがたくさんあるようです。
さっそく娘が寝る前に、手のひらにアロマ専門店でおすすめされたオイルをつけて、滑らすように背中をゆっくりとマッサージをしてみました。するとあんなに咳こんで苦しそうだった娘が、すやすやと眠り始めたのです。マッサージをしている私まで、かすかに香るラベンダーの香りと、娘のぬくもりですっかり癒されて眠ってしまいました。
その後娘は大きくなってもずっと、寝る前になると「ママ、アロママッサージして」とねだるようになりました。
そんな娘に、私は小さいころから今までずっとアロママッサージをしてきました。マッサージは身体のリラックス以外にも、さまざまな効果があるようです。私と娘の体験談をご紹介します。
最初にアロママッサージを娘にしてみようと思ったのは、接骨院の先生の一言がきっかけでした。
「うちの娘、寝入るときに咳き込みがひどくてかわいそうなんです」
「咳き込みがひどい子は肩甲骨と肩甲骨の間が固くなっているので、そこをほぐしてあげるとラクになりますよ」
なるほど!でもまだ3歳だし、ほぐすといってもどうしたらいいのか分かりません。そんなときにひらめいたのがベビーマッサージでした。
ベビーマッサージとは、親子でスキンシップをとる方法のひとつです。マッサージすることで子どものストレスが解消し情緒が安定したり、睡眠時間が長くなって夜泣きが軽減したりすると言われています。
またママにとっても、赤ちゃんに触れる事で女性ホルモンの分泌が増え母性が高まったり、ホルモンバランスが改善して精神的に安定したりと、良いことがたくさんあるようです。
さっそく娘が寝る前に、手のひらにアロマ専門店でおすすめされたオイルをつけて、滑らすように背中をゆっくりとマッサージをしてみました。するとあんなに咳こんで苦しそうだった娘が、すやすやと眠り始めたのです。マッサージをしている私まで、かすかに香るラベンダーの香りと、娘のぬくもりですっかり癒されて眠ってしまいました。
その後娘は大きくなってもずっと、寝る前になると「ママ、アロママッサージして」とねだるようになりました。
娘の心の緊張も癒す、アロママッサージ
娘は後に、アスペルガー症候群と診断されました。
とても繊細でいつもどこか張りつめている様子だった娘は、保育所の頃は先生が他の子を叱るだけで自分まで緊張で体が動かなくなったり、「眠るのが怖い」と夜に泣き出したりしていました。
そういうときにゆっくりと腰から背中、肩のあたりまでオイルをつけてマッサージをすると、緊張やストレスでゴリゴリとこわばった娘の身体から力が抜けていくのを感じました。
また、小学生になると神経性の胃痛がおこるようになりました。ひどいときは「脳に痛さがきて死ぬかと思うほど痛い」そうで、恐怖のあまりパニック状態になることもあります。
そんなときにもアロママッサージをすると、娘には効果がありました。
背中をマッサージすると、娘はそのまま眠ってしまったり、トイレに駆け込んでお通じがきて落ち着いたりということもよくあります。
発達障害の子どもたちは小さなころから傷つくことが多く、ストレスも溜まっていると思います。アロママッサージは、そんな子どもたちの身体だけでなく、心にあるこわばりもゆるめる効果もあるようです。私の実感では、精神的なパニックにもよく効きます。
とても繊細でいつもどこか張りつめている様子だった娘は、保育所の頃は先生が他の子を叱るだけで自分まで緊張で体が動かなくなったり、「眠るのが怖い」と夜に泣き出したりしていました。
そういうときにゆっくりと腰から背中、肩のあたりまでオイルをつけてマッサージをすると、緊張やストレスでゴリゴリとこわばった娘の身体から力が抜けていくのを感じました。
また、小学生になると神経性の胃痛がおこるようになりました。ひどいときは「脳に痛さがきて死ぬかと思うほど痛い」そうで、恐怖のあまりパニック状態になることもあります。
そんなときにもアロママッサージをすると、娘には効果がありました。
背中をマッサージすると、娘はそのまま眠ってしまったり、トイレに駆け込んでお通じがきて落ち着いたりということもよくあります。
発達障害の子どもたちは小さなころから傷つくことが多く、ストレスも溜まっていると思います。アロママッサージは、そんな子どもたちの身体だけでなく、心にあるこわばりもゆるめる効果もあるようです。私の実感では、精神的なパニックにもよく効きます。
マッサージをきっかけに、思春期の娘とコミュニケーション
普段は人に体に触れられるのを嫌がる娘ですが、中学2年生になった今でも、時々「アロママッサージして」と言ってきます。
3歳のころに比べてすっかり広くなった背中をマッサージしていると、ポツリポツリと今までため込んでいた気持ちを話してくれることがあります。
もしかすると娘はただ体をほぐしてほしいだけではないのかもしれません。娘にとってマッサージは、普段はなかなか私に話しづらいことを口にする、コミュニケーションのきっかけにもなっているみたいです。
アロママッサージは、高齢者施設や震災の際のボランティアにもよく使われています。
人の手のぬくもりと、天然のやさしい香りが人の心をほぐしてくれるのかもしれません。
あまり難しく考えず、さすってあげるだけでも十分ですよ。子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか?
3歳のころに比べてすっかり広くなった背中をマッサージしていると、ポツリポツリと今までため込んでいた気持ちを話してくれることがあります。
もしかすると娘はただ体をほぐしてほしいだけではないのかもしれません。娘にとってマッサージは、普段はなかなか私に話しづらいことを口にする、コミュニケーションのきっかけにもなっているみたいです。
アロママッサージは、高齢者施設や震災の際のボランティアにもよく使われています。
人の手のぬくもりと、天然のやさしい香りが人の心をほぐしてくれるのかもしれません。
あまり難しく考えず、さすってあげるだけでも十分ですよ。子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか?
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