言葉が理解できず泣く娘。広汎性発達障害といわれ、初めての言語訓練で…

ライター:SAKURA
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広汎性発達障害の娘は、2歳半で初めて言語訓練を受けました。訓練で娘が泣きじゃくる様子を見て、「かわいそうだな」と思っていた私ですが、言語訓練の先生の考え方に、目からウロコでした!

発達障害の娘が、初めて「ことば」のお勉強にチャレンジ!

当時の娘は私の言葉もまだ通じず、話すこともできませんでした。
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現在5歳の広汎性発達障害の娘。

2歳7か月のとき初めて、言葉やコミュニケーションについて専門の先生から助言や指導をしてもらう「言語訓練」を受けることになりました。当時の娘は私の言葉もまだ通じず、話すこともできませんでした。

そんな娘に「訓練」をするなんて…本当に大丈夫!?

全く知識のない私にとって、それはまさに未知の世界。不安な気持ちで臨みました。

名前を聞かれても答えられず、言葉のレベルは「1歳半」と言われ…

名前を聞かれても答えられず、言葉のレベルは「1歳半」と言われ…
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初日は、娘の言葉の発達レベルが、一般的な発達をしている子どものどの年齢に相当するのかを表す「言語年齢」を検査しました。

名前を聞かれても答えられない娘を見て、私はあきらめモード…。
他にも指示通りに動けなかったり、単語を言えなかったりで、私はヒヤヒヤしっぱなしでした。

検査の結果、2歳7カ月の娘の言葉のレベルは『1歳半』でした。
検査の結果、2歳7カ月の娘の言葉のレベルは『1歳半』でした。
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実年齢より、1歳も発達が遅れていることがわかった娘。
言語訓練の先生が「一緒に頑張りましょう!」と言ってくれたので私も強い決意をし、訓練が始まりました。

絵カードを使って、「違う」という言葉の意味を教える

絵カード
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うさぎはどれかな?と聞かれる娘
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正解したときは、箱にカードを入れることが出来るのです。
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言葉の理解出来ない娘への最初の訓練は、絵カードを使ったものでした。
いろんな絵が描かれたカードが並んでいて、先生はそのカードを入れる穴が開いた箱を持っています。

そして「ウサギはどれかな?」と娘に聞き、娘は選んだカードをその箱に入れます。
正解したときは、箱にカードを入れることが出来るのです。

しかし、違うカードを選んでしまったとき、先生は「違います」と言いながらカードを入れる穴に手で蓋をします。
これを繰り返すことで、「違います」という言葉の意味を理解させていく方法でした。
しかし、違うカードを選んでしまったとき、先生は「違います」と言いながらカードを入れる穴に手で蓋をします。
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イライラして大声で泣き出すこともたくさんありました。
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「違います」という言葉の意味がまだ分からなかった娘は、ものすごく動揺していました。
なぜカードを入れさせてもらえないかを理解出来ず、怒ったり、時には先生の手を押しのけようとしたり…

イライラして大声で泣き出すこともたくさんありました。
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