障害との向き合い方が変わる!ガイドヘルパー養成講座に行ってきました

ライター:OKASURFER
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普段は「支援を受ける側」という立場の私ですが、「ガイドヘルパー養成講座」を受講して、支援する側の目線を知ることができました。実はチャレンジしやすい「ガイドヘルパー」。一体どんな資格なのか?障害者と社会とをつなぐ役割について、ご紹介したいと思います。

移動支援だけじゃない!ガイドヘルパーって何?

ガイドヘルパーとは、知的、視覚、全身性の障害によって1人での外出が困難な方が街に出られるよう、外出をお手伝いするお仕事です。

こう聞くと、「定期的に通院をしているわけでもないし、我が家にはあまり関係ないわ」「親がいっしょに外出するから特に必要ないわ」という方も、いらっしゃるかもしれません。

でも、この移動支援は通院などのいわゆる「それらしい理由」のためだけに使うサービスではなく、余暇の充実のためにも使える場合もあるのです。

例えば、

●水族館に一緒に行く

●おいしいラーメン屋さんを教えてもらう

●プール:ただし、プールの中まで一緒に入れるかどうかなど細かい規定は自治体による

●とりあえず気がすむまで電車に乗る

などなど、当事者の外出を支え、社会に出るお手伝いをするのが、ガイドヘルパーなのです。

ちょっと興味がわきませんか?
移動介護従業者(いどうかいごじゅうぎょうしゃ、Guide Helper)は、各地の都道府県知事の行う研修を修了した者。通称、ガイドヘルパー、外出介護員と呼ばれている。
出典:http://goo.gl/78BWb4
障害のある方が積極的に社会活動に参加していくうえで重要であり、外出時には欠かせないサービスです。
出典:http://www.sikatoru.com/guide/guidehel.htm

いくつかの偶然が重なって決めた、ガイドヘルパーの受講

そもそも、私にガイドヘルパーへの興味や情熱が、最初からあったかと言うと、そうではありませんでした。

きっかけはいくつかありました。子どもの就学に向け、移動支援のサービスを調べていたこと、養成講座のリーフレットを見たこと、友人が週1回の息抜きに、ガイドヘルパーのパートを始めたと聞いたこと。

これらの偶然が重なって、移動支援を深く知るため、養成講座行ってみるのもいいかな、と思ったのが受講のきっかけです。ちなみにガイドヘルパーの養成講座はたくさんありますが、私が選んだ講座はこちらです。
特活!風雷社中
http://fuu-rai.main.jp/
東京都大田区にある移動支援事業所「 特定非営利活動法人 風雷社中」さんが開講している講座です。

全3日間の講座には座学のほか、実践的な演習なども含まれています。その充実した講座の様子を一部ご紹介したいと思います。

ヘルパーは、家族の間に入ってくれる心強い存在

この講座で何度も繰り返されるのが、「利用者さんの希望を第1優先に」ということ。正直これは当事者家族の自分にはグサっときました。

なぜならそれまでの私は、子どもに対し、ついつい自分の都合で療育を考えていましたし、自分の希望通りの反応を求めたり、理想を押し付けたりしがちだったからです。

これはもしかしたら、家族だからこそ仕方ないのかな?と思うのです。

だからこそ、利用者さんのことを客観的、かつ最優先に考えてくれるヘルパーさんが、近くにいるということは、本人にとっても家族にとっても、とても心強いことなのではないでしょうか。
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