「できたこと」を当たり前にしない。日頃の頑張りにも着目したい

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それでもなかなか結果がついてこない場合には、目を皿のようにして、部分的にでも「できているところ」「頑張っているところ」を探すようにします。

一見周りの子達が当たり前にできることでも、その子なりのやってみた意欲、苦手分野や日々の何気ない頑張り、「ここだけは/ここまでは」できている部分などに注目します。

例えば…

・字を書くのが苦手な子が、宿題の漢字書き取りを雑だけどとにかく終わらせた

・運動が大嫌いな子が、運動会の練習が続く時期になんとか毎日登校している

・勝負事で負けると泣いちゃう子が、ゲーム大会ではずっと隅っこに居たけど、とりあえず参加だけはした

これらは、本人にとってとてもハードルの高いことを、メチャメチャ頑張りながらやっている一例です。
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そこで、この頑張りに気づいてあげます。「それくらいできて当たり前でしょ」という、自分の中での常識は、一旦どこかに置いておき…

「宿題、始めたね/終われたね」

「おかえり。今日は暑かったけど、よくがんばったね」

「ゲーム大会参加したんだってね。お疲れさん」

こんな声かけで、頑張りを「わかってもらえた」ことで、その子の次の挑戦へのエネルギー源になります。
それから、ひいき目に見ても「素敵!」「素晴らしい!」とは絶賛しにくい、奇妙キテレツな芸術作品や、奇行・珍行動に対しては…

●「う〜ん、ソレ新しいね!」「こんなこと思いつくのは、◯太郎君だけだよ」

…と、発想力や斬新さ、オリジナリティを認めてあげると、ドヤ顔になるかもしれません。

「すごいね」「えらいね」が使えなくなった「お年頃」の子には、こんな声かけを

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一方で、得意分野の「できるところ」に関しては、本人は「こんなのできて当たり前」と、シレッと思っているものです。
ですから、算数が得意な子のテストの90点を褒めても、本人は残りのできなかった10点のほうが気になってしまい、素直に喜べないこともあります。

完璧さを追求したいタイプは尚更、自分が納得できなければ採点甘めの賞賛は「ウザイ」なんて、受け取ってくれないかもしれません。

加えて、周りとの違いに気づき始めるお年頃だと「すごいね!」「えらいね!」と結果を褒めても「もっとすごい人、もっとえらい人は沢山いる」などと、子どもには現実が見え始めています。

すると、親の身内びいきの評価だけでは満足しなくなったり、かえってプレッシャーに感じたりと、なんだかちょっと取り扱いがメンドクサイ感じがします。

うちの長男も、最近は「こんなことで、大げさにスゴいとか言われても、なんかヤだ」なんて言います。ぐぬぬ、生意気な…!

でも、これは子どもの興味・関心が広がり、周りのことも見え始めてきたという、成長の証でもあるんですね。ついこの間まで赤ちゃんだった、可愛い私の井の中の蛙ちゃんが、自分だけの世界では狭くなって、お外の様子を気にしだしたのです。
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じゃあ、そろそろお年頃になってきた子には、どうしたら自信をつけてあげられるのでしょう?
それは「あなたのことに関心があり、いつも見守っているよ」というメッセージを、さらりと、そしてしつこく送り続けることだと私は思います。

例えば…(子どもが「今日、◯◯の練習があって大変だった」とグチを言ってきたら…)

「そうかあ。◯◯の練習大変だったんだね」 と、言ったことをそのままオウム返し

(冬の寒い日に学校から帰って来たら…)
「今日は寒かったよね。温かい肉マンあるよ」 と、感覚や気持ちに寄り添い&胃袋作戦

(なんだかんだと不平不満をもらしてきたら…)
「そっかあ」「そうなんだー」「そうだよね~」 と、共感しながら相づち

プロのカウンセラーさんのイメージで、子どもの気持ちに寄り添い共感し、さり気なく日々の頑張りを認めてあげると、「理想通りには上手くいかない現実」への不満を和らげ、「見守られ感」が自信になります。

また、育ち盛りの男子は特に親の褒め言葉は受け取らなくても、美味しいものならなんでも受け取ります(笑)。「美味しいものをくれる人=いい人、大事な人」と素直に入力されます。胃袋作戦、侮れませんよ。

親が理想を修正しても、子どもの理想が高いときはどうする?

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デリケートな完璧主義タイプも、結果をあれこれ言われるより、

「最近、頑張り過ぎて疲れてない?」

なんて、身体を気遣う声かけや、そっとお茶でも置いておくほうがいいかもしれませんね。それから…

「◯◯先生が、『◯太郎君は最近、係活動をよく頑張ってますね。助かります』って面談で言ってたよ」

…なんて、間接アタックもいいと思います。親以外の他の人に認められる・感謝される経験も、大事な栄養になります。ちょっとだけ盛り気味でもいいので、小さなポジティブ情報も、逃さず本人に具体的にフィードバックします。

それでも、なかなか多感な時期の子に響く声かけが見つからない時は、直接本人に訊いてみるといいかもしれません。
私も、長男に「じゃあ、『スゴイ』じゃなくて、なんて言って欲しいの?」って訊くと…

「『OK』とか『GJ (=Good job!)』とか、親指で「いいね!」マークとか、ハイタッチとか…」…と、シンプルで短い言葉やボディランゲージなどが良いのだそうです。

本人の意思を聴き、それを尊重してあげるのも「一人前」として扱われ、自信につながると思います。
次ページ「まとめ」

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