自律神経失調症かもと思ったらどこを受診すればいい?
自律神経失調症に心当たりがあるときは、頭痛なら内科、動悸なら循環器内科、めまいなら耳鼻咽喉科、肩こりなら整形外科など、まずは身体的な症状にあわせて受診する科を決めましょう。
自律神経失調症には明確な診断基準がありません。そのため医師によって診断の仕方は異なりますが、
1.からだの病気がないことを確かめる検査
2.こころの病気がないことを知るための面接や心理検査
3.自律神経系の検査
この3種類の検査をして診断の材料とすることが多いとされています。
受診の結果、別の診断名がついたとしても、まずは医師の指示に従った上で、様子をみましょう。
それでもなかなか治らない場合や以前にも何度か同じ症状がでている場合には、総合病院や大学病院などで検査を受けることを検討する必要があります。
検査で原因が見つからなかったり、再発を繰り返す、精神的な症状が現れてきた場合は、身体面からだけでなく心理面からも診療する心療内科を受診してもよいでしょう。
自律神経失調症には明確な診断基準がありません。そのため医師によって診断の仕方は異なりますが、
1.からだの病気がないことを確かめる検査
2.こころの病気がないことを知るための面接や心理検査
3.自律神経系の検査
この3種類の検査をして診断の材料とすることが多いとされています。
受診の結果、別の診断名がついたとしても、まずは医師の指示に従った上で、様子をみましょう。
それでもなかなか治らない場合や以前にも何度か同じ症状がでている場合には、総合病院や大学病院などで検査を受けることを検討する必要があります。
検査で原因が見つからなかったり、再発を繰り返す、精神的な症状が現れてきた場合は、身体面からだけでなく心理面からも診療する心療内科を受診してもよいでしょう。
自律神経失調症の治療法は?
自律神経失調症の治療には、以下の4つの療法を中心に行われます。
薬物療法
めまい、頭痛などの身体症状や、不安感などの心理的な症状を取り除くために、薬を用いる場合があります。
自律神経調整薬や抗不安薬、ビタミン剤、漢方などが処方されることがあります。
・漢方の留意点
自律神経失調症により現れる症状を和らげることを目的として漢方薬が処方される場合もあります。ただし、個人の体質や抵抗力などにより調合される薬も異なるので、漢方薬を試してみたい場合は必ず医師に相談することが必要です。
漢方外来などの専門外来だけでなく、心療内科の医師も漢方を処方してくれる場合があり、保険が適応される可能性もあるので、気になるときは医師に相談してみるのもひとつの手です。
見直し改善するためのアドバイスを受けます。
自律神経調整薬や抗不安薬、ビタミン剤、漢方などが処方されることがあります。
・漢方の留意点
自律神経失調症により現れる症状を和らげることを目的として漢方薬が処方される場合もあります。ただし、個人の体質や抵抗力などにより調合される薬も異なるので、漢方薬を試してみたい場合は必ず医師に相談することが必要です。
漢方外来などの専門外来だけでなく、心療内科の医師も漢方を処方してくれる場合があり、保険が適応される可能性もあるので、気になるときは医師に相談してみるのもひとつの手です。
見直し改善するためのアドバイスを受けます。
心理療法(精神療法)
心理療法では、医師との会話を通じて心理的なケアをしていきます。認知行動療法や簡易精神療法、自律訓練法など様々な種類があるので、患者一人ひとりに合わせた療法をすることになります。
理学療法
肩こりやなどの身体の痛みや手足のしびれをやわらげるために、指圧、マッサージ、鍼灸(しんきゅう)、温熱治療、電気治療などの理学療法が取り入れられることがあります。
その場合、病院などにおいて医師の指導のもとに理学療法士が行うことになります。
・心理療法、理学療法を受ける際の医療費における留意点
理学療法や心理療法を医師が治療の一環として認め、病院内で受ける場合なら、ほとんどの場合保険適応になります。
しかし、それ以外の場所で治療を受ける場合は保険適応にならず全額自己負担となる場合が多いため、注意が必要です。
その他にも、専門の治療院で症状の改善を目的とした施術が行われていることもあります。中には自律神経失調症を治療対象とした保険適応の施術を行う治療院もありますので、一度お近くの治療院を調べてみるのもおすすめです。
ここで注意したいのは、理学療法によって一時的に身体が楽になることはあるとはいえ、根本治療ではないので、他の治療法と合わせて行う必要があるということです。
その場合、病院などにおいて医師の指導のもとに理学療法士が行うことになります。
・心理療法、理学療法を受ける際の医療費における留意点
理学療法や心理療法を医師が治療の一環として認め、病院内で受ける場合なら、ほとんどの場合保険適応になります。
しかし、それ以外の場所で治療を受ける場合は保険適応にならず全額自己負担となる場合が多いため、注意が必要です。
その他にも、専門の治療院で症状の改善を目的とした施術が行われていることもあります。中には自律神経失調症を治療対象とした保険適応の施術を行う治療院もありますので、一度お近くの治療院を調べてみるのもおすすめです。
ここで注意したいのは、理学療法によって一時的に身体が楽になることはあるとはいえ、根本治療ではないので、他の治療法と合わせて行う必要があるということです。
生活指導
食生活や睡眠時間、運動などの生活リズムを見直し改善するためのアドバイスを受けます。
自律神経失調症を改善したいとき、自分でできるセルフケアは?
乱れた生活スタイルは自律神経が乱れる大きな要因の一つです。この章では、自分でできる生活スタイルの改善方法の一部を紹介します。
ポイントとなるのは、できる範囲で少しずつ改善していくことです。生活リズムを改善しようと気を張りすぎると、それが逆にストレスとなることがあるからです。
気を楽にして、一歩一歩生活を改善していきましょう。
ポイントとなるのは、できる範囲で少しずつ改善していくことです。生活リズムを改善しようと気を張りすぎると、それが逆にストレスとなることがあるからです。
気を楽にして、一歩一歩生活を改善していきましょう。
食生活
■食事時間を一定にする
食事をできるだけ決まった時間にとることで、自律神経失調症と深い関係をもつ体内時計が正常になります。
■朝食は抜かずに1日3食
食事は1日3食とるようにしましょう。朝食をとることで、心身の活動に必要なエネルギーを得られます。また、朝食をとることにより交感神経への切り替えが行われ、身体を目覚めさせます。
■栄養バランス
自律神経失調症のある方は、食事のバランスが崩れがちであることもあります。健康維持のためには、日頃からバランスのよい食生活をすることが大切です。
ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜や海藻などの副菜、スープや味噌汁などの汁物の4構成を意識した食事をすることで、バランスの良い食事をとることができます。
食事をできるだけ決まった時間にとることで、自律神経失調症と深い関係をもつ体内時計が正常になります。
■朝食は抜かずに1日3食
食事は1日3食とるようにしましょう。朝食をとることで、心身の活動に必要なエネルギーを得られます。また、朝食をとることにより交感神経への切り替えが行われ、身体を目覚めさせます。
■栄養バランス
自律神経失調症のある方は、食事のバランスが崩れがちであることもあります。健康維持のためには、日頃からバランスのよい食生活をすることが大切です。
ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜や海藻などの副菜、スープや味噌汁などの汁物の4構成を意識した食事をすることで、バランスの良い食事をとることができます。
睡眠の質を上げる
■早寝早起きをする
自律神経のバランスと深い関わりがあると言われる体内時計を整えるためには、昼は活動、夜は休息という生活リズムを整えることが大切です。
朝に光を浴びることで体内時計がリセットされるので、体内時計の狂いを修正していくには、早寝早起きを続ける必要があります。
早寝早起きをするためには、あらかじめ就寝時間と起床時間を決めておくことや、就寝前に入浴やストレッチなどをして十分リラックスすること、寝る前の飲酒を控えることが効果的です。
それでもどうしても眠れない場合は担当の医師に相談してみることや、睡眠外来に行くのもひとつの手でしょう。
自律神経のバランスと深い関わりがあると言われる体内時計を整えるためには、昼は活動、夜は休息という生活リズムを整えることが大切です。
朝に光を浴びることで体内時計がリセットされるので、体内時計の狂いを修正していくには、早寝早起きを続ける必要があります。
早寝早起きをするためには、あらかじめ就寝時間と起床時間を決めておくことや、就寝前に入浴やストレッチなどをして十分リラックスすること、寝る前の飲酒を控えることが効果的です。
それでもどうしても眠れない場合は担当の医師に相談してみることや、睡眠外来に行くのもひとつの手でしょう。
適度な運動をする
適度な運動、ストレッチなどを行うと、副交感神経が働いて気分転換やリラックスでき、ストレス解消につながります。
ストレスをためない
ストレスをためないコツは、自分のストレスに気づくことです。ストレスがたまったと気づいたら、その日のうちに自分なりの方法(趣味や生きがいなど)で解消するように努めましょう。自分で対応しきれないものは、信頼できる人や専門家へ相談しましょう。