自律神経失調症とは?症状や治療法、セルフケアの方法やストレスとの関係を解説します!

2017/09/05 更新
自律神経失調症とは?症状や治療法、セルフケアの方法やストレスとの関係を解説します!のタイトル画像

自律神経失調症とは、検査しても異常がみられないのに、肩こりやめまい、不安感などのさまざまな症状が現れる状態のことです。人によって症状の現れる箇所や度合いが異なり、身体面にも精神面にも影響を及ぼす可能性があります。この記事では自律神経失調症の症状、原因、診断、治療法から、セルフケアの方法まで詳しく解説します。

6077ad2b372d5a152de8191d73e3e4480c620035 s
発達障害のキホン
299735 View
目次 自律神経失調症とは? 自律神経失調症の症状 自律神経失調症の原因 自律神経失調症かもと思ったらどこを受診すればいい? 自律神経失調症の治療法は? 自律神経失調症を改善したいとき、自分で出来るセルフケアは? まとめ

自律神経失調症とは?

自律神経失調症とは、検査しても身体に明らかな異常がみられないのに、肩こり、めまい、頭痛などの自律神経の乱れが関係する身体の不調がある状態のことです。

実は「自律神経失調症」は日本独自に定着した疾病概念で、国際的・医学的な病名としては、その定義や診断基準は確立していません。そのため医師によって捉え方が違うだけでなく、自律神経失調症の存在自体を認めない医師もいます。また、医師によっては、原因不明の症状に診断名を与える場合に便宜的に診断する場合もあります。

このように、自律神経失調症を取り巻く言説は、未だ整理されていません。しかし、実際に自律神経失調症と診断された方がおり、「自律神経失調症」という名称は多くの方に認知されています。そこで、この記事では日本心身医学会の暫定的な定義に基づき自律神経失調症を説明していきます。

定義

日本心身医学会における暫定的な定義は以下の通りです。

種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの
(引用:心身症と自律神経失調症の違い|医療法人中沢会上毛病院HP)

出典:http://jnk.jp/column02/

自律神経失調症の症状

自律神経失調症は、人によって症状の現れる箇所や度合いがかなり異なり、身体面にも精神面にも影響を及ぼす可能性があります。ここでは、自律神経失調症の症状の一部を紹介いたします。

■全身に現れる症状
・だるい、疲労感
・多汗あるいは汗が出ない
・食欲増加もしくは低下
・睡眠障害
・立ちくらみ
・めまい
・微熱・発熱
・血圧の異常(低血圧・高血圧) など

■特定の箇所に現れる症状
・頭痛
・動悸
・耳鳴り
・咳
・肩こり
・手足のしびれ
・息苦しさ など

■精神面
・情緒不安定
・不安
・パニック症状
・集中力の低下
・イライラ など

自律神経失調症の原因

自律神経失調症は自律神経が乱れることにより生じますが、その最大の原因はストレスであるとされています。

職場環境、人間関係や生活リズム、災害、気圧などのその人を取り巻く環境と、その人自身が持つ体質や性格、持病などの要因が複雑に絡み合ってストレスとなります。

そのため、治療においてもストレスをいかに軽減するかが重要になってきます。

自律神経失調症かもと思ったらどこを受診すればいい?

自律神経失調症に心当たりがあるときは、頭痛なら内科、肩こりなら整形外科など、まずは身体的な症状にあわせて受診する科を決めましょう。

自律神経失調症には明確な診断基準がありません。そのため医師によって診断の仕方は異なりますが、

1.からだの病気がないことを確かめる検査
2.こころの病気がないことを知るための面接や心理検査
3.自律神経系の検査

この3種類の検査をして診断の材料とすることが多いとされています。

受診の結果、別の診断名がついたとしても、まずは医師の指示に従った上で、様子をみましょう。

それでもなかなか治らない場合や以前にも何度か同じ症状がでている場合には、総合病院や大学病院などで検査を受けることを検討する必要があります。

検査で原因が見つからなかったり、再発を繰り返す、精神的な症状が現れてきた場合は、身体面からだけでなく心理面からも診療する心療内科を受診することをおすすめします。

自律神経失調症の治療法は?

当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
あわせて読みたい関連記事

あわせて読みたい関連記事

発達障害のキホンを知る

発達障害のキホンを知る

【図解】発達障害とは?もし「発達障害かも」と思ったら?分類・原因・相談先・診断についてイラストでわかりやすく解説します!のタイトル画像

【図解】発達障害とは?もし「発達障害かも」と思ったら?分類・原因・相談先・診断についてイラストでわかりやすく解説します!

発達障害は外見からはわかりにくい障害です。定義や特徴も複雑で、イメージしにくいかもしれません。この記事ではイラスト図解で、発達障害にはどん...
発達障害のこと
51445 view
2018/08/28 更新
ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?症状の分類と年齢ごとの特徴 、診断方法や治療まとめのタイトル画像

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?症状の分類と年齢ごとの特徴 、診断方法や治療まとめ

ADHDは不注意、多動性、衝動性の3つの症状がみられる発達障害のひとつです。注意欠如・多動性障害とも呼ばれます。子どもの20人に1人、成人...
発達障害のこと
4406817 view
2017/08/30 更新
自閉症スペクトラム障害(ASD)とは?年代別の特徴や診断方法は?治療・療育方法はあるの?のタイトル画像

自閉症スペクトラム障害(ASD)とは?年代別の特徴や診断方法は?治療・療育方法はあるの?

自閉症スペクトラム障害(ASD)とは、自閉症やアスペルガー症候群などが統合されてできた診断名です。コミュニケーションに困難さがあり、限定さ...
発達障害のこと
2137980 view
2016/09/29 更新
【図解】学習障害(LD)とは?イラスト図解でポイントを解説!のタイトル画像

【図解】学習障害(LD)とは?イラスト図解でポイントを解説!

学習障害(LD)がある子どもはどのような状態で、何に困っているのかご存知ですか?イラスト図解とポイント解説で、学習障害とはどんな障害なのか...
発達障害のこと
26908 view
2018/09/06 更新
放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。