Twitterから人気沸騰!史群アル仙の大人の発達障害マンガが書籍化
ライター:発達ナビ編集部
現在進行形でADHDや不安障害などの症状に悩まされているマンガ家・史群アル仙(しむれ・あるせん)さんの、大人になって発達障害の診断に至るまでの日々が書籍化されました。Twitterで人気の出た彼女、学生時代のいじめ、引きこもり、誤診、二次障害、自殺未遂、入院…といった波乱万丈な日々から発達障害の診断に至るまでを独特のタッチで綴っています。
Twitterから火がついたADHDのマンガ家
今日の漫画「子犬と少年」 pic.twitter.com/O4lzNyGW0N
— 史群アル仙@5/8メンタルチップス (@shimure_arusen) April 13, 2014
今日の漫画「ダメ息子とお父さん」 pic.twitter.com/19f5DkM2Us
— 史群アル仙@5/8メンタルチップス (@shimure_arusen) January 31, 2014
レトロな画風で、ちょっぴり泣ける1ページマンガをTwitterで発表していくうちに人気に火がついたマンガ家、史群アル仙(しむれ・あるせん)さん。
彼女は、その作風や自画像からは意外な印象も受ける20代の女性作家で、ADHDと不安障害の症状も抱えているとのことです。
そんな彼女の自身の不安障害と、統合失調症との"誤診"による体調悪化、入院、そしてADHDの診断に至るまでといった紆余曲折の苦悩の日々を綴ったマンガ、『史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~』が、秋田書店より発売となりました。
彼女は、その作風や自画像からは意外な印象も受ける20代の女性作家で、ADHDと不安障害の症状も抱えているとのことです。
そんな彼女の自身の不安障害と、統合失調症との"誤診"による体調悪化、入院、そしてADHDの診断に至るまでといった紆余曲折の苦悩の日々を綴ったマンガ、『史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~』が、秋田書店より発売となりました。
【連載】史群アル仙のメンタルチップス〜不安障害とADHDの歩き方〜第31話更新です。ツイッターで起こった、忘れられない出来事です。https://t.co/XCcVunD1y8 pic.twitter.com/IfZfimmyr7
— 史群アル仙@5/8メンタルチップス (@shimure_arusen) March 23, 2017
『史群アル仙のメンタルチップス』中身を一部ご紹介!
初めての精神科通院
学校を卒業後に引きこもり状態となった作者。その状態を抜け出して一人暮らしをはじめ、アルバイトも順調だったものの突然調子を崩し、初めて精神科にかかることとなりました。この後も幾度となく、調子のアップダウンを繰り返してしまいます。
長い長い、底の時期
誤診と処方薬の乱用であいまいになる作者。作者は自ら「ゴミクズ時代」と表現しています。
入院する筆者を支えた恩師の言葉
底つきを迎え精神病院に入院することになった作者を支えたのは、後書きにも登場するイラスト教室の恩師でした。
思いもよらなかった選択肢
イラスト教室での挙動不審な様子に対し、恩師からの一言。この一言が作者の運命を変えるきっかけとなります。
検査、面談の果てに…
作者につきまとっていた生きづらさの正体が姿を現わした瞬間です。
ADHDという診断を受けた作者のこれから
本のタイトルには「tips(チップス)」「歩き方」とありますが、この本では大人になってからの診断に至るまでの、学生時代のいじめ、引きこもり、誤診、二次障害、自殺未遂、入院…といった波乱万丈な日々を中心に綴られており、作者がようやく未来に向かって歩きだしたばかりのところでお話は終わります。
診断を受けた作者は、「診断を受けても何か変わるワケではない」「診断は免罪符にはならない」とは綴っています。
しかし診断を受けたことは作者にとって自分を知っていくきっかけとなり、以前より前向きに行動を起こすようになったようです。
「前向きにとりくんでいると不思議と特技なんかも見つかったりします」
「もちろん すぐにはうまくいきません でも諦めなければ何かがおきます」
傷つき、模索し、自暴自棄にもなる日々の中で、作者がようやく出会ったのはADHDの診断と、希望。
渾身の力を振り絞り、自らの半生を綴った、とても熱量のある作品です。
診断を受けた作者は、「診断を受けても何か変わるワケではない」「診断は免罪符にはならない」とは綴っています。
しかし診断を受けたことは作者にとって自分を知っていくきっかけとなり、以前より前向きに行動を起こすようになったようです。
「前向きにとりくんでいると不思議と特技なんかも見つかったりします」
「もちろん すぐにはうまくいきません でも諦めなければ何かがおきます」
傷つき、模索し、自暴自棄にもなる日々の中で、作者がようやく出会ったのはADHDの診断と、希望。
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