娘の切実な思い、「好きで暴れているわけじゃない!」

障害に対する配慮がなされた環境にいても、日々の生活の中では思春期ならではの避けられないストレスもあります。

「学校の行事前には見通しが立たず不安になる」「大人に注意されるのが嫌」「友達関係が思うようにいかない」などなどです。

娘はかかりつけの主治医にも相談をして、教えてもらった様々な方法を試しました。

それは「好きで暴れているわけではない、自分でもなんとかしたい!」と思う娘の必死な気持ちの表れでもあったと思います。 
運動、アロマ、深呼吸、暗示カードなど試している娘の様子
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好きなことに没頭したり、壊していいものBOXを設置したりと工夫する娘
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親以外の信頼できる大人の存在が大切

親の言うことには反抗的でしたが、医師のアドバイスと同様に「相性の合う学校の先生」など「自分が信頼する親以外の大人」の意見はすんなり聞き入れる傾向が娘にはありました。
イライラするときに親の助言は聞く耳持たない娘だが、学校の支援コーディネーターの先生のいうことは素直に聞く。
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担任がすべてを担う小学校とは違い、高校では本人の希望に添い、副担任、養護教諭、学年主任、支援コーディネーター、進路指導専任、管理職の先生など様々な先生が複数で関わる体制が出来ています。

子ども自身が相談内容によって相談する先生を選ぶことが出来る。

これは思春期の子どもを持つ親としても心強く嬉しいことです。娘は自ら校長面談を希望したこともありました。
しかし…それでも感情のコントロールが難しかった娘。

ある晩ついに家を飛び出してしまったのです。

もう、どこへでも行ける年齢…母を襲う、えも言われぬ不安

小・中学生ならそれほど遠くには行けないでしょうが、娘はもう高校生。携帯やチャージ式のプリペイドカード、ある程度のお金を持っているのでどこへでも行くことができます。電車に乗って夜の繁華街へも行くことも可能です。

娘が家を飛び出したのは午後8時。我が家には小学生の息子がいるのでその子をひとり家に残して、探しに行くことも出来ません。「もしなにかあったら…」と不安な気持ちを募らせながらも私は家で娘からの連絡を待ちました。
次ページ「1分が1時間に感じられる…。ヒリヒリした胸中のさなか、一通のメールが!」

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