防災、みんなどうしてる?発達ナビアンケートで集まった防災アイデア、災害時に気をつけたいこともご紹介!

ライター:発達ナビ編集部
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8月30日~9月5日の防災週間に、発達ナビのユーザーの皆さんに防災についてアンケートを行いました。この記事では「みんなのアンケート」によせられた声やアイデアをご紹介します!我が家の場合はどうか、とりいれられる工夫はないか…家族を守るため、ご家族にとって必要な防災の備えは何か、もし災害が起きたらどう行動すればよいか、一人ひとり考えてみてはいかがでしょうか?

目次

防災についての発達ナビのアンケート、結果は?

8月30日~9月5日の防災週間に、発達ナビの「みんなのアンケート」コーナーにて、
「【9/1は防災の日】家でも防災のために何か取り組んでいる?」

というテーマでアンケートを行いました。
防災に関するアンケート結果の画像
Upload By 発達ナビ編集部
みんなのアンケート
https://h-navi.jp/selective_surveys/99
330件もの回答が集まり、下記のような結果になりました。

・YES…39%
・NO…46%
・どちらでもない…15%


ご協力いただいたユーザーの皆さま、ありがとうございました!ご家庭に合わせて工夫や準備をされているアイデアを共有してくださった方もいらっしゃいました。特に発達障害の特性に合わせた準備や対策は、とても参考になります。

一方で、NOの回答が46%と一番多かったことにも注目です。中には
やらなきゃとは思いつつも、後回しになりがちなんですよね(;^^)
引っ越してから、避難場所とかわからないや~~~
出典:https://h-navi.jp/selective_surveys/99
震災直後は防災グッズを準備したけど、今は何もしてない。
何かあった時にどうするか…家族で話し合うだけでもやっていかなきゃな
出典:https://h-navi.jp/selective_surveys/99
という声もちらほら。

災害があった直後は非常用持ち出し袋などの震災グッズを準備していても、日々の中でなかなか意識し続けることはむずかしいもの。イメージがわかず何をしていいかわからないということもあるのかもしれません。

しかし、いつ起こるかわからないのが災害です。今回は、発達ナビユーザーの皆さんが災害の時に、どんな困りごとが出てきそうか、またどんなことが不安かという声と、今工夫されている方のアイデアを合わせてご紹介します。

ぜひ、この機会に、家族で防災について考えるきっかけにしていただければ嬉しいです。

みんなはどんなことを不安に思っているの?

発達ナビユーザーのみなさんは、災害に対してどんなことを不安に感じているのでしょうか?

突然の災害にパニックになりそう…

食べ物は多少用意していますがいざとなると行動出来るか不安です。
避難訓練は出来ても本番が弱いタイプだと思うので。
出典:https://h-navi.jp/selective_surveys/99
大きな音が苦手な、長男小1
パニクらないと良いけど、
地震の後やサイレンの音がすると不安が増えそうです。
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災害時は誰でも不安になります。安全を確保しながら、落ち着いた行動を、と言われてもとっさに判断して動ける人は多くないのではないでしょうか?

発達障害のある人の中にはいつもと違うことや、見通しが立たないことが苦手な人もいます。そのような特性がある場合、地震の揺れそのものだけでなく、避難する他の人の様子や音に強い不安を感じ、避難行動が困難になってしまうかもしれないと懸念する方が多いようです。

避難所での集団生活に耐えられる?

避難所生活はパニックになりそう。耳栓とか必要!?考えるいい機会になりました。
出典:https://h-navi.jp/selective_surveys/99
人ごみの声に耐えられるのかが不安。
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避難生活は集団で暮らす場となります。不慣れな体育館などのスペースや大勢の人の生活音、炊き出しの食事や避難グッズなど限られた物資を用いた生活……これらは、発達障害のある人にとっては、かなり過酷な環境の変化と言えるのではないでしょうか。
聴覚過敏症のため、避難所にとどまる事は厳しいとおもっていて、本格的なテントを用意するかで悩みすぎて、未だに結論が出てません( ̄▽ ̄;)
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また、避難所には地域の様々な人が集まります。日ごろ交流がない人と同じ空間で生活することもあるでしょう。みなそれぞれ、先行きの見えないストレスを抱えているはずです。そのような場合、もしかしたら特性への理解や配慮が得にくい状況となるかもしれません。

もし災害によって住む場所が奪われてしまったら、自宅が危険だったら、避難所での生活を余儀なくされるかもしれませんが、はたして環境に耐えられるか、集団での生活になじめるか心配する声も多くありました。

我が家の防災グッズ、こんな準備をしています!

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132108954
非常用持ち出し袋、用意していますか?

定期的に非常食の賞味期限が切れていないか、我が家に必要なものは揃っているか、確認する習慣をつくっておくとよいかもしれません。

また独自の工夫や防災グッズを準備されているという方にアイデアを教えていただきました。各ご家庭の防災に生かせるヒントがあるかもしれません。これを機に、「我が家の防災グッズ」を見直し準備してはいかがでしょうか?

偏食対策

災害時、まず心配になるのが食べるもの。電気やガス、水道といったライフラインが止まったら、調理や食べ物の保存は困難になります。また物流や販売店が被害を受けたら、好きなものを買って食べるという生活は、またたく間に不可能になります。

偏食がある子の場合、持ち出し用の非常食や救援物資の食料がスムーズに食べられない可能性も想定しておいたほうがいい、という意見も多く見られました。
自治体の備蓄品をそもそも食べられない(であろう)➡缶に入った備蓄パンを会社で入れ替えだったからとパパが軽い気持ちで貰ってきたとき、まさかの味が駄目で嘔吐しまして(笑)
これは、うちの子に食べられる物を用意しなきゃとなったのです💦💦
お菓子もいろいろ試しながら消費備蓄中です
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備蓄する食料も家族の口に合わなければ意味がありませんし、場合によってはショックで数日間も食べられなくなる人もいるかもしれません。
止むを得ない場合は、お菓子とビタミン剤で暫く過ごすと言う方法もありかもしれません。
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娘が食べれるもので日持ちする種類のものは多めに備蓄しています。飲み物も。
東京在住なので、災害時には混乱が大きく、食料の支給なども遅れるのではと想定してます。
比較的醤油煎餅は食べてくれるので、備蓄缶のお煎餅も買いました。
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非常食・飲み物は必ず年に2回いろんな種類を試しながら子供が食べられるものを確認しながらの確保
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非常時に食べられるものがなくてあわてないよう、事前に試食しておくことも、ご家庭での防災訓練の一つとなるのかもしれません。

避難生活への準備

避難場所での音や光など感覚過敏への対策をはじめ、苦手なものへの対策をしている人もいました。
ふだん公衆トイレに近寄れないので、簡易トイレたくさん!
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耳栓、アイマスクが必須アイテム。
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パニックで迷惑かけてしまう、または本人が拒絶することで、避難所に居られない可能性を考えて食料たくさん!
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不安解消グッズを用意

お子さんでしたら「安心毛布」みたいに手放せないもの、コレがあったら不安が解消されるもの等、把握しておくのも良いかもしれません。
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もしかしたら避難所に居られるかもしれない可能性を考えて、気をまぎらすためのボードゲームも。。
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不慣れな環境で過ごす子どものため、安心できるお気に入りグッズや、ゲームなどを持ち出し用に準備しておくとよいかもしれませんね。

薬や障害についての書類も準備

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28057000899
自宅付近ならともかく、出先で災害にあった時の為に(天候で電車が止まって帰宅できない等)持薬と不安・不眠の際に飲む薬を数日分、常に携帯してます。
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息子の精神科の薬や持病の薬はすぐに持ちだせるようにしてます。
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防災グッズを揃えて子供用のリュックサックに知的障害を伴う自閉症であると書いたカードと療育手帳のコピーを入れてあります。
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持病などがある場合、薬を持ちだせるように携帯しておくことも大切ですね。また健康保険証のコピーなどといっしょに療育手帳のコピー、ヘルプマークやヘルプカード、特性についての説明などがあると支援を受ける際にスムーズになるかもしれません。

LITALICOジュニアでは、お子さんのことを周囲の人に説明・共有するための「サポートブック」をインターネットで無料配布しています。これを機会にぜひご利用してみてください。
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