【発達ナビの読書週間】「ひきこもり新聞」編集長・木村ナオヒロさんのオススメ本

ライター:発達ナビBOOKガイド
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読書の秋、10月27日~11月9日は読書週間!発達ナビでも様々な方に発達ナビユーザーさんへのオススメ本をご紹介いただきます!今回は、ひきこもり元当事者で、現在「ひきこもり新聞」の編集長をしている木村ナオヒロさんのオススメ本をご紹介します!

木村ナオヒロさんに聞いた、発達ナビユーザーにおすすめしたい本!

木村ナオヒロさんは、ひきこもり当事者・関係者にとっての情報発信の場、『ひきこもり新聞』の編集長として活動しています。

『ひきこもり新聞』は、「ひきこもり当事者による、当事者のためのメディア」として、社会に届きにくいひきこもり当事者の声を発信し、「全てのひきこもり系」が安心していられる世界の実現を目指しています。
ひきこもり新聞 web版
http://www.hikikomori-news.com/
木村さん自身、ひきこもりだった経験があり、ひきこもりに対する理解と適切な支援情報を提供するために、現在さまざまな活動をされています。

10月に行われた、木村さんの当時の主治医である、精神科医・斎藤環先生との対談イベントも大盛況のうちに終わりました。
そんな木村さんに、「読んでよかった!」とおすすめできる本を教えていただきました。

『「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか 』

『「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか 』
斎藤 環 (著)
新潮社
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「ひきこもり対策がうつ病にも効果的だったという内容です。孤独でうつ傾向な人に読んでいただければと思います。」(木村ナオヒロさん)
木村さんの主治医であり、ひきこもり支援を専門とされる斎藤環先生が、新しいうつ病治療・対策に関して書かれた本書。「軽症なのに、動けない…」「怠けるつもりはないのに、動けない…」そんなうつ病当事者に向けて、今まで治療方法として多く導入されてきた休養や服薬ではなく、「人間関係」に注目した新しい支援を紹介しています。

『星の王子さま』

『星の王子さま』
サン=テグジュペリ (著),河野 万里子 (訳)
新潮社(新潮文庫)
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「いつまでも心に残る物語です。子供の時に読みたかった本です。」(木村ナオヒロさん)
木村さんが、子どもに読んでほしい本としておすすめする本が、不朽の名作『星の王子さま』。「大切なものは、目に見えないんだよ」など心にしんみりと届く言葉、優しくて可愛らしい挿絵に癒され、魅了された方も多いと思います。

『星の王子さま』は、様々な出版社から刊行されています。手に入りやすい文庫本のほか、子ども向けの児童書や絵本などもあります。まだ幼くて長い活字を読むのが難しい、たくさんの文を読むことが苦手なお子さんには、そのお子さんの年齢や特性に合わせて、『星の王子さま』に触れてみるのもよいですね。
『絵本 星の王子さま』
アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ (著), 池澤 夏樹 (翻訳)
集英社
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『星の王子さま』
A.D. サン=テグジュペリ (著), 三田 誠広 (訳)
講談社(講談社青い鳥文庫)
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