スムーズな会話に必要なコツをGET!会話ベタなADHD息子のために母奮闘の巻
ライター:かなしろにゃんこ。
ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は、「早口でしゃべってしまう」「話が長い」「マニアック」…会話がヘタで、コミュニケーションに苦手感があります。小学校高学年のころは、友だち関係でのトラブルが多発!
そこで、発達障害がある人向けの「コミュニケーション力の向上」を目指すワークショップに参加してみることに。すると、どうして人づきあいがヘタになってしまうのかの理由が分かってきたのです!
「コミュ力UP」ワークショップで、会話のコツを学ぶ!
発達障害がある人や、その家族、支援者などいろいろな立場の人が参加できる会が、発達障害がある人の「コミュニケーション力の向上」を目指すワークショップを行っていると知り、行ってみることにしました。
そこで教えてもらったコミュニケーションのコツは目から鱗だったのです!
どんなコツなのかについては、前回のコラムを読んでいただけると嬉しいです。
そこで教えてもらったコミュニケーションのコツは目から鱗だったのです!
どんなコツなのかについては、前回のコラムを読んでいただけると嬉しいです。
ADHD息子はコミュニケーションが超苦手。「コミュ力UP」ワークショップで得た、会話のコツとは?
コミュニケーションのコツを教えてもらったら、いよいよロールプレイングを行います!6~8人のグループに分かれてスタートです。
まず、ファシリテーター(会の進行役)からお題が出されます。そして、そのお題に沿った内容について、2人1組で5分間雑談をするのです。2人以外は、周りで2人の会話の様子を見守ります。
いざ雑談を…と言われても、初めて会う者同士です。何から話していいのか分かりません。でもとにかく、私と相手役のNさん(男性)は、与えられたお題「和菓子」について話し始めたのでした。
まず、ファシリテーター(会の進行役)からお題が出されます。そして、そのお題に沿った内容について、2人1組で5分間雑談をするのです。2人以外は、周りで2人の会話の様子を見守ります。
いざ雑談を…と言われても、初めて会う者同士です。何から話していいのか分かりません。でもとにかく、私と相手役のNさん(男性)は、与えられたお題「和菓子」について話し始めたのでした。
いよいよロールプレイング開始!ミッションは「いいところ」さがし
5分間は短いようで長い!自分の好きな和菓子の話をしてみたり、Nさんに話を振ってみたり。Nさんが好きな和菓子について掘り下げて聞いたり、和菓子のデザインの話まで広げてみたりと、アレコレ一生懸命話しました。
私が気をつけたところは「嫌いなもの」や「苦手なもの」など否定的な会話をしないようにすることです。司会進行役のKさんの「否定的な会話からは何も生まれない」という発言が、私の心に響いたからです。肯定的な会話になるよう意識してみると、雑談もスムーズ!
5分間の会話が終わると聞き役の方たちから「どこがよかったか!」を発表してもらいます。周りで見守っているメンバーは、話している2人をよく見て「いいところ」を探すのです。必ず「いいところ」だけをコメントするのが、このワークショップのポイント。会話をしている2人を観察して、長所を見つけることがミッションなのです。
もちろん私も、他のメンバーが会話している間は聞き役になって、2人の「いいところ」を探しました。発達障害がある人は周りの人に興味がない、気にしないと言われることがありますが、こういう風に意識することで、変わるんじゃないかと思いました。皆さんから「いいところ」を発表してもらうと気持ちがいいものです。たとえそれがお世辞であっても!
「雑談中、うまく話せなかった」「余計なこと話しちゃったかな?」と反省したりクヨクヨすることが多かった私ですが、肯定的なコメントをもらうことで、自己嫌悪を感じることがありませんでした。「私のこのしゃべりでも認めてもらえるんだ!」と自信を持てたのです。
私が気をつけたところは「嫌いなもの」や「苦手なもの」など否定的な会話をしないようにすることです。司会進行役のKさんの「否定的な会話からは何も生まれない」という発言が、私の心に響いたからです。肯定的な会話になるよう意識してみると、雑談もスムーズ!
5分間の会話が終わると聞き役の方たちから「どこがよかったか!」を発表してもらいます。周りで見守っているメンバーは、話している2人をよく見て「いいところ」を探すのです。必ず「いいところ」だけをコメントするのが、このワークショップのポイント。会話をしている2人を観察して、長所を見つけることがミッションなのです。
もちろん私も、他のメンバーが会話している間は聞き役になって、2人の「いいところ」を探しました。発達障害がある人は周りの人に興味がない、気にしないと言われることがありますが、こういう風に意識することで、変わるんじゃないかと思いました。皆さんから「いいところ」を発表してもらうと気持ちがいいものです。たとえそれがお世辞であっても!
「雑談中、うまく話せなかった」「余計なこと話しちゃったかな?」と反省したりクヨクヨすることが多かった私ですが、肯定的なコメントをもらうことで、自己嫌悪を感じることがありませんでした。「私のこのしゃべりでも認めてもらえるんだ!」と自信を持てたのです。
グループディスカッションで、会話の引き出しづくり
そしてテーマ「和菓子」について、もっと話せることはないか!?とみんなでディスカッションをします。
これが楽しい!
自分では引き出しが無くて思いつかなかった話や伝え方、テーマについてこんな切り口があるよ!とオモシロイ発想をグループのみなさんから聞くことができました。
何度かワークショップに参加者しているという男性(会社員)は、「雑談はこうする!」というコツが分かってきたから「会社でも困らなくなった」と言っていました。コツが分かると、積極的に話したくなるのだそうです。
これが楽しい!
自分では引き出しが無くて思いつかなかった話や伝え方、テーマについてこんな切り口があるよ!とオモシロイ発想をグループのみなさんから聞くことができました。
何度かワークショップに参加者しているという男性(会社員)は、「雑談はこうする!」というコツが分かってきたから「会社でも困らなくなった」と言っていました。コツが分かると、積極的に話したくなるのだそうです。