不安な高校生活…先生の「ある言葉」で、母の心が軽く!高次脳機能障害とLDのリク、いよいよ入学
ライター:ひらたともみ
高校生1年生になる次男リク。
中学校3年生のときのけがが原因で、くも膜下出血をおこし、後遺症で高次脳機能障害になってしまいました。その後、LD(学習障害)と高次脳機能障害に苦しめられながらもなんとか高校受験を乗り越えることができました。
高校進学を前に、進学予定の高校の先生方に、リクの障害について説明をすることに。そこでかけられた言葉とは…?
高校入学前の春休み、リクの様子は…!?
高校入学前の春休み。前半は友だちとテーマパークへいったり、東京に遊びに出かけたりしていたリク。
そして春休み後半の今…
そして春休み後半の今…
進学予定の高校へ。リクの障害について伝えることに
その頃、進学予定の高校から、リクの高次脳機能障害の話を聞きたいと要請があり、私が高校に出向くことになりました。
事故の説明と現在の様子について一通り説明し、過去にはLD(学習障害)がグレーだったことなども話しました。
母の思いを正直に打ち明けると…
リクに障害が生じたことで、私の生活は変化しました。くも膜下出血の恐ろしさや二次被害への恐怖、おまけに3つの病院の書類申請や診察予約などで、あっという間に一日が過ぎてしまいます。
私立なので出費も多く、仕事も休むわけにはいきません。そんな中、高校の先生の「お互いさま」という言葉に、とても救われました。
私は、いつしか、リクの症状を話すたびに、「すみません、ご迷惑おかけします」が癖になり、まるで、リクがなにか悪さをするような、へりくだった態度になっていました。そんな私とは正反対に、リクは高校生活をとても楽しみにしています。
先生に「お互いさまですよ」と言われたことで、私もハッ!となり、リクの障害に萎縮しないようにしよう!と心に決めました。テストはさておき、新生活を楽しんでほしいなぁ~!
私立なので出費も多く、仕事も休むわけにはいきません。そんな中、高校の先生の「お互いさま」という言葉に、とても救われました。
私は、いつしか、リクの症状を話すたびに、「すみません、ご迷惑おかけします」が癖になり、まるで、リクがなにか悪さをするような、へりくだった態度になっていました。そんな私とは正反対に、リクは高校生活をとても楽しみにしています。
先生に「お互いさまですよ」と言われたことで、私もハッ!となり、リクの障害に萎縮しないようにしよう!と心に決めました。テストはさておき、新生活を楽しんでほしいなぁ~!
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