来るべき日には、きっと全力で応援を
今年9歳になる息子の興味は、今のところゲームや漫画、アニメなどであり、私はそれらのイラストの模写を頼まれる程度なので、余裕でつき合うことができる。が、しかし、今後何に心を動かされ、何をやりたがるかは分からない。弁当など、料理に関係するものだったら、私も好きだしつき合える。
でもKくんみたいに、満州族の装束を型紙からつくりたいだなんて言いだしたらどうしよう。正直、裁縫は苦手だ。いや、私の子だ、服どころか甲冑を自作したがるかもしれない。裁縫よりはできるだろうか。…などと、今から案じても仕方ない。とりあえず、可能な限りつき合い、何も手伝えなくても全力で応援はするつもりでいる。
ちなみにKくんが現在どこで何をしているか、私は知る由もなく、さして探ろうとも思わない。ただ、30年後に初恋を思い出し、当時からしたら意外なことを考えるきっかけをもらえたのは嬉しいし、Kくんには感謝している。
そして、齢を重ねて、自信と厚かましさを身につけた私は、「昔からセンスあるじゃん、私」と、奥手で自信のなかった中学生の自分を、目一杯抱きしめたい気持ちにもなっているのだった。
でもKくんみたいに、満州族の装束を型紙からつくりたいだなんて言いだしたらどうしよう。正直、裁縫は苦手だ。いや、私の子だ、服どころか甲冑を自作したがるかもしれない。裁縫よりはできるだろうか。…などと、今から案じても仕方ない。とりあえず、可能な限りつき合い、何も手伝えなくても全力で応援はするつもりでいる。
ちなみにKくんが現在どこで何をしているか、私は知る由もなく、さして探ろうとも思わない。ただ、30年後に初恋を思い出し、当時からしたら意外なことを考えるきっかけをもらえたのは嬉しいし、Kくんには感謝している。
そして、齢を重ねて、自信と厚かましさを身につけた私は、「昔からセンスあるじゃん、私」と、奥手で自信のなかった中学生の自分を、目一杯抱きしめたい気持ちにもなっているのだった。
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