「学ぶ場をつくりたい」という私の思いは、みんなの願いに

「IFラボ」の子どもたちとボランティアの大学生
ボランティアの学生さんと一緒にニッコリ笑顔!
Upload By 赤沼美里
子どもたちも少しずつ増え、9月からは週に2回の活動日にしていく予定でいます。毎回、試行錯誤で「次はこうしていったら良いね」と子どもも含めた話し合いを大事にしています。

IFラボを始めるまでは不安や心配の方がが多くて、「つくりたい」と考えてはいるものの、きっと実現できないだろうなぁとどこかで思っていました。でも、自分の気持ちを表明すると、賛同する仲間が集まってくれました。いつの間にか、私の希望や願いが他の人の希望や願いと重なり合って、小さな流れができていたのです。

小さな流れができると、その流れを知った新しい仲間が賛同してくれて、さらに大きな流れになりました。そのうち、自分ではもう止められない流れになっていました。

最初は息子・チー坊の学び場をと悩んできたことが、いつのまにかIFラボにきてくれている他の子どもたちの人生にも大きくかかわり、子どもたちの家族にもかかわるようになったことを痛感します。子どもたちの笑顔に接するたびに、この場を大切に育んでいかなくてはと強く思うようになりました。

「ここに来るとなんだか落ち着く」
「楽しくて、帰りたくない」
「毎日オープンしないの?オープンしたら毎日来たいよ」
「お母さん、僕生まれてはじめて毎日が楽しいんだけど、これってずっと続くのかな」
「週1度、IFラボにくるのを楽しみに、毎日学校に行ってた」

IFラボに来てくれている子どもたちの言葉は、私の宝物です。

IFラボ(Infinite Future Lab)という名前は、子どもたちの無限の未来を願ってYくんと一緒に考えたものです。

「学校が合わなくても、その子にあった居場所はきっとある」という信念は、変わっていません。だってIFラボにきてくれている子どもたちは、すごく楽しそうに自分から学んでいるから。

学校以外の学ぶ場所や居場所がもっともっと増えて、子どもたちの笑顔が増えることを願っています。
IFラボ
https://iflab.education/
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