リク、学校で障害をカミングアウト!担任が絶賛した、息子の様子とは…!?
ライター:ひらたともみ
LD息子のリクは、中学時代に負ったケガが原因で、高次脳機能障害になってしまいました。高校に進学したものの、体育の授業に出られなかったり、通院のために休んだり早退したりすることも。クラスメイトに理由をたずねられても、今まではあいまいに答えてやりすごしていたのですが…。
先日、高校の二者面談で、リクがクラスメイトに障害を告知したことを聞きました。その時の様子を聞いて、いろんな思いがこみ上げてきて…!
リクの通う高校の二者面談へ
なぜかいつもビクビクしている担任…。
おそらく以前、学校側のリスク対応に意見したからだと思います。
おそらく以前、学校側のリスク対応に意見したからだと思います。
高校のリスク対応に号泣!「もしも」は怖いけど…高次脳機能障害の息子が大切にしたい「今」
リク曰く「とてもいい先生」らしいので、担任の先生とは真逆に、私はリラックスしていました。
成績は案の定、いいものではありませんでした。ですが、頭の痛みを訴えて保健室に行くこともなく、前向きな態度で授業を受けているとのこと。
それよりなにより、担任の先生のド緊張が、ビシビシと伝わってきて、こちらまでもがなんだか気まずい…。そう思っていたとき、突然、先生が、リクにまつわる学校でのエピソードを話し始めたのです。
それよりなにより、担任の先生のド緊張が、ビシビシと伝わってきて、こちらまでもがなんだか気まずい…。そう思っていたとき、突然、先生が、リクにまつわる学校でのエピソードを話し始めたのです。
担任の先生がリクのコミュ力を絶賛!?障害をカミングアウトした場面で…
中学で負ってしまったケガとその後遺症。
高校入学してからも通院や検査で遅刻が多い理由をクラスメイトにたずねられても、曖昧に答えていたリク。担任の先生も個人情報だからと、あえてリクの後遺症について他の生徒たちには伝えてこなかったそうです。
そんな折、改めてクラスメイト一人ひとりが自己紹介する機会があったそうです。皆、シンプルに自分の名前と出身中学を発表していく中、リクだけは違っていました。
高校入学してからも通院や検査で遅刻が多い理由をクラスメイトにたずねられても、曖昧に答えていたリク。担任の先生も個人情報だからと、あえてリクの後遺症について他の生徒たちには伝えてこなかったそうです。
そんな折、改めてクラスメイト一人ひとりが自己紹介する機会があったそうです。皆、シンプルに自分の名前と出身中学を発表していく中、リクだけは違っていました。
心強い、リクの成長
親が知らないところで子どもの別の顔を知ったとき、落胆するか感動するか…。今回は明らかに後者。うれしい知らせでした。
家では私に対してそっけなく、悩ましい態度のリク。
家では私に対してそっけなく、悩ましい態度のリク。
母は強くて支えてくれるのが当たり前?高次脳機能障害のある息子と家族の態度にモヤモヤ
学校では、こんなに頼もしいのかと思うと同時に、どれほど後遺症を抱えたことに心を痛めていたのだろう…とも思いました。
長男(22歳)のときも感じましたが、こうやって、家族の知らないところで頑張ってることを聞く機会が増えるたびに、息子の成長を実感します。
それはきっと「親離れ」のサイン。自分の息子であっても、もう小さな子どもではなく、障害があっても、私の手の中にはいない。「私も手を離し、子離れしていかなくては」とふんぎりをつけられたような、うれしく心強い出来事でした。
長男(22歳)のときも感じましたが、こうやって、家族の知らないところで頑張ってることを聞く機会が増えるたびに、息子の成長を実感します。
それはきっと「親離れ」のサイン。自分の息子であっても、もう小さな子どもではなく、障害があっても、私の手の中にはいない。「私も手を離し、子離れしていかなくては」とふんぎりをつけられたような、うれしく心強い出来事でした。
リスク回避より、息子の望む高校生活が欲しいだけ!!頼りの病院の対応は?
「学校に行くだけで精一杯」高次脳機能障害のLD息子の頑張りに、涙