漫画『光とともに…』でのパパの変化から思うこと。夫婦「二人三脚」が発達障害の子の成長の鍵だった
ライター:SAKURA
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秋田書店
我が子に障害があるとわかったとき…。子どもと接する時間が多い母親と、父親では理解や受容にギャップが生まれてしまう、という場合もあるようです。でも、漫画『光とともに…』を読んで、発達障害の子どもを育てる上で、父親がどう振る舞うかがとても重要だと改めて思ったのです。
(漫画『光とともに…』の印象的な場面を隔月で取り上げてのコラボ連載です。 制作協力: 秋田書店)
『光とともに…』で描かれる、障害についての夫婦の理解の差
「発達障害かもしれない…」我が子がそう言われた時…。漫画『光とともに…』では、光くんのパパは、障害を恥ずかしいと思い、母親にすべてを押しつけようとしました。
「娘に障害があるかも…」と告げたとき、我が家の場合は
我が家の場合、娘に障害の可能性があるとわかった時も、夫はとにかく協力的でした。
娘の様子や、医者や言語訓練の先生から言われたことを、事細かく聞いてきたり、自宅での発語を促すトレーニングも、自主的に取り組んでくれました。
夫は「特殊な子だから、対応も大変だし、周りからの理解も得られづらい…。母親一人に押しつけても一人にストレスがかかってしまう。親にとっても子にとってもいいことなんて一つもないよ。」と言いました。
娘の様子や、医者や言語訓練の先生から言われたことを、事細かく聞いてきたり、自宅での発語を促すトレーニングも、自主的に取り組んでくれました。
夫は「特殊な子だから、対応も大変だし、周りからの理解も得られづらい…。母親一人に押しつけても一人にストレスがかかってしまう。親にとっても子にとってもいいことなんて一つもないよ。」と言いました。
うまくいかないとき、辛いときはたくさんあるけれど
我が子が発達障害かもしれない…それはすごくショックなことでしたが、我が家は、そのことで家庭が暗くなったことがありません。
なにか辛いことや問題が起きても、夫婦二人で共有することで乗り越えられました。
娘のことを、周りの人に理解してもらえず、傷つくこともありました。そんな時、夫は「よくやってくれてる」「おまえのおかげ」「俺はわかってる」と私に声をかけてくれました。
周りの理解が得られなくても、一番の理解者が近くにいることは、とても心強いことでした。
なにか辛いことや問題が起きても、夫婦二人で共有することで乗り越えられました。
娘のことを、周りの人に理解してもらえず、傷つくこともありました。そんな時、夫は「よくやってくれてる」「おまえのおかげ」「俺はわかってる」と私に声をかけてくれました。
周りの理解が得られなくても、一番の理解者が近くにいることは、とても心強いことでした。
『光とともに…』でも、光くんパパの変化が物語を支えていく
発達障害の子を育てる母親にとって、最も必要なことは、「夫の理解と、協力」だと私は思います。光くんパパも、次第に光くんの障害を受容し、変わってきます。それは光くん家族の関係や、そしてパパ自身の働き方や仕事も大きく変えることになります。そんな姿も、『光とともに…』の見所の一つです。
光くんにたくさんの成長が見られたように、我が子のために夫婦が、それぞれの思いと力を合わせていくことが、一番の療育だと私は感じています。
光くんにたくさんの成長が見られたように、我が子のために夫婦が、それぞれの思いと力を合わせていくことが、一番の療育だと私は感じています。
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