「できない」が「できる」に変わる場所!一人ひとりに合わせた特別支援学級の神指導
ライター:SAKURA
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『光とともに…』の光くんは、小学1年生から「あさがお教室」という特別支援学級に在籍をしました。発達障害のある娘も、通常学級から特別支援学級に転籍しました。
一人ひとりの教育ニーズが違う発達障害の子どもにとって、特別支援学級はどんな学びの場なのでしょうか?
(漫画『光とともに…』の印象的な場面を隔月で取り上げてのコラボ連載です。 制作協力: 秋田書店)
一人ひとり違うから…光くんの担任・青木先生の思い
『光とともに…』の光くんが通う「あさがお教室」は、現在の特別支援学級。障害がある子どもたちの学びの場の一つです。担任の青木先生は、その子に合わせた指導で光くん親子の成長を大きく支えていました。
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娘が通う特別支援学級では…
広汎性発達障害のある娘は、小学1年生の時は通常学級、2年生から特別支援学級の在籍になりました。はじめは「特別支援学級とはどんなところなのだろう…」と、少し不安がありました。そこで私は、何度も見学に行きました。すると、不安は一気に消え去りました。
特別支援学級で目にしたのは、娘の個性に合わせた対応でした。
特別支援学級で目にしたのは、娘の個性に合わせた対応でした。
現在、在籍する2年生は娘一人。授業は、先生と一対一で行われています。
娘は、先生の指示通りに動くことは得意ですが、通常学級での一斉指示では自分の事だと思わず、聞き逃してしまうことがありました。先生が自分の目を見て、話してくれる特別支援学級は、聞き逃すこともなく、きちんと指示通り動ける…娘にとって落ち着ける場所でした。
「できない」を「できる」に変える指導法
こだわりの強い娘は、不快なことやできないことが人より多く出てきます。そんなこだわりも、特別支援学級では「問題」ではなく、個性と受け止めてくれます。娘が不快と感じることを、無理やりやらせることはありません。と言っても、すべて娘の要求を受け入れるのではなく、どうしたら納得できるのかを、娘自身に聞き提案するなど、探りながら進めてくれます。
学校生活では、できないことは周りの迷惑になってしまうと思い、私もハラハラしていました。しかし、特別支援学級で方法を変えることでできるようになりました。その成功体験が、娘の自信につながっていきます。私と娘にとって特別支援学級は、「できない」ことを「できる」に変えられる場所だったのです。
※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。ぜひ、お手にとってご覧くださいね!
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