二人目妊娠で情緒不安定…母より頼もしかった!?「赤ちゃん苦手」な発達障害の娘
ライター:SAKURA
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秋田書店
障害のある子どもを育てる親にとって、二人目をつくるかどうかやそのタイミングについて、悩むことも多いようです。我が家では2人目の妊娠がわかった時「障害があってもなくてもしっかり育てる!」と夫婦で決意しました。ところが妊娠中は不安になることも度々…。そんな時に支えになってくれたのは?(漫画『光とともに…』の印象的な場面を隔月で取り上げてのコラボ連載です。 制作協力: 秋田書店)
『光とともに…』二人目妊娠がわかった夫婦の決断
漫画『光とともに…』で自閉症のある光くんを育てる両親は、二人目の妊娠がわかった時、「二人目の子に障害があったとしても、ちゃんと育てていこう」と決意します。
二人目を授かった我が家も、決意したものの…
私たちは、娘に広汎性発達障害があるとわかってから二人目のことは考えず、娘の療育を最優先にしてきました。そして娘が5歳になる少し前、療育が落ち着いた頃に二人目の子を授かりました。
妊娠がわかった時、私たち夫婦も光くんの両親のように「もし次の子が障害をもって生まれても、娘の時のようにできることをしていこう!」と話し合いました。それは「障害のことを嘆いても仕方ない」、「娘は療育のかいあって、驚くほど成長してくれた」と実感できていたからです。
妊娠がわかった時、私たち夫婦も光くんの両親のように「もし次の子が障害をもって生まれても、娘の時のようにできることをしていこう!」と話し合いました。それは「障害のことを嘆いても仕方ない」、「娘は療育のかいあって、驚くほど成長してくれた」と実感できていたからです。
二人目の妊娠中はトラブル続きでした。何度も出血し、入院と自宅安静を繰り返す日々。あんなに夫婦で決意したはずなのに、何か症状が出るたび、医者の話を聞くたびに動揺し、ネガティブな考えになっていきました。
悩んでも何も変わらないと、頭ではわかっているつもりでも、無意識のうちに「どうしよう…」と結論の出ない考えを巡らせてしまいます。
悩んでも何も変わらないと、頭ではわかっているつもりでも、無意識のうちに「どうしよう…」と結論の出ない考えを巡らせてしまいます。
不安はもう一つ。感覚過敏のある娘の苦手な音
不安は、他にもありました。感覚が過敏な娘は、光くんと同じように、赤ちゃんの泣き声が苦手だったのです。赤ちゃんの泣き声が聞こえると過剰に反応し、不快感を訴えるのに大丈夫なのか…。
娘と赤ちゃんを楽しみに待つうちに、変化が
しかし、娘はお腹に赤ちゃんがいることを純粋に喜んでくれていました。娘とその楽しみを共有し、「何とかなる!」と大雑把に考えるうちに、起きていないことで心配するなんて…と不安は軽減していきました。娘も「私がミルクをあげる!」「お姉ちゃんになる!」と、頼もしく宣言!
お腹にいる状態で早くも、娘をお姉ちゃんにしてくれた赤ちゃん。「きっと生まれてからも、娘の成長にいい影響を与えてくれるはず!」と希望を見つけたのでした。
お腹にいる状態で早くも、娘をお姉ちゃんにしてくれた赤ちゃん。「きっと生まれてからも、娘の成長にいい影響を与えてくれるはず!」と希望を見つけたのでした。
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