あれ、意外と困らない?ADHDのむっくんとママの「朝のお支度地獄」、勝手な決めつけをやめてみたら…

ライター:ウチノコ
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こんにちは、ウチノコです。長男むっくんはADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つ5歳児で、元気に保育園に通っています。しかしむっくん、保育園での「朝のお仕度」がどうやってもできないのです!毎朝、むっくんの後ろに張りついてお仕度をさせているのですが、結構ツラい…。そんな「朝のお仕度」地獄から学んだお話です。

むっくんの「朝のお仕度」

保育園の門をくぐるとそこは開放感あふれる園庭です。走りたいし、早く遊びたいよね!

でも、園庭を駆け回って遊ぶ前に、むっくんには、やらなくてはいけない3つの「朝のお仕度」があるのです。

やること1:先生へ登園の挨拶

登園時の息子
朝の保育園
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支度ができない息子
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ですが、あいさつなんて忘却の彼方。先生の前を勢いよく駆け抜けてしまいます。
あいさつすら忘れる息子
挨拶忘れた
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走ることに満足すると、私のところにやってくるので、そこから私の声かけで
「そうだった!」
とあいさつを済ませると次のお支度。

やること2:タオルを指定場所にかける

タオルの準備をする息子
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やること3:カバンをしまう

鞄をしまうよう伝える母
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このコントのような忘れっぷりが、毎朝繰り返されます。

ひとつ動くとひとつ忘れる。おそらく「やること」の理解はできているのですが、朝は友達もいて、賑やかで、刺激が多いので注意がそれやすく、やらなくてはいけないことへの意識が抜けてしまう様子。ADHDの特性でもあり仕方がないと思うのですが、毎朝続くので私もうんざりしていました。

代わり映えのない朝に、一筋の光が?

朝がストレス!笑顔で送り出したいのに!もう嫌だ、少しは成長してくれ!そんなことを思っていた矢先…
自分が忘れっぽいことに気づいた息子
忘れっぽいかもしれない。
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ついに気がついたーーー!!!

どうにかしようと私が奮闘しても、むっくん自身が「自分は忘れっぽいんだ」と気がつかないと、どうにもなりません。むっくんは大きな一歩を踏み出したんだ!気づくから人は変わる!気づけば工夫しようと思うかもしれない!

自分の行いを省みたむっくんの変化に、私は成長を感じ希望を抱きました。

希望は打ち砕かれ、私は賭けに出る!

しかし、私の考えは甘かった!その後も、「朝のお支度」地獄は数か月も続き、私のイライラも続きました…。
鞄を放り出す息子
カバンは廊下に放置
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様々な工夫をする母
支度してほしくて頑張った
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私もいろいろ頑張りました!…そもそも何故こんなにも朝の支度をさせたいのだろう?自問自答してみます。
自問自答する母
自問自答・・・
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それは困ってほしくないという親心。でも人は困らなければ変わろうと思わないのかもしれない。いや、困れば変わるかもしれない!

そうだ。困ってしまえ!そしてお母さんのありがたさを感じるが良い!

私は奇策に走りました。
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