専門家に直撃相談!Vol.3 うつ病10年の私が捨てた罪悪感。シンドさの裏側にあった「母であることの呪縛」に気づいた日
ライター:ひらたともみ
私を含め心と体にシンドさを抱えるお母さんたちの背景には、「母であることの呪縛」があるかもしれません。周りからの影響だけでなく、ときには自分自身の理想に追い詰められることも…。
うつ病になって10年超の私が、専門家に伺ったことを3回にわたって紹介するシリーズの最終回!シンドい状況を変えるために自分でできることってどんなことがあるのでしょうか?精神科医の増田史先生からヒントをもらいました。
うつ病になって10年、同じように悩む人と「どうしたらいい?」を考えるために
私がうつ病だということをカミングアウトした第1弾に続き、前回は、辛くても病院に行くことに躊躇してしまう人たちに知ってもらいたい、「受診のタイミング」について伺いました。
今、一人で悩んでいる人と一緒に、「どうしたらいいのかな?」を考えるために。慶應義塾大学で精神・神経科学教室特任助教などを務める、増田史先生に伺ったお話を3回に分けて紹介しています。
今、一人で悩んでいる人と一緒に、「どうしたらいいのかな?」を考えるために。慶應義塾大学で精神・神経科学教室特任助教などを務める、増田史先生に伺ったお話を3回に分けて紹介しています。
専門家に直撃相談!Vol.2 精神科受診は限界が来る前に!しんどいママたちの、心のSOSを見逃さないで
最終回の第3弾は、お母さんたちがシンドさから解放される、前に進むためにできることのヒントをお伺いしました。
私も苦しんだ、「母親であることの呪縛」
*三歳児神話: 「子どもは3歳までは、家庭において母親の手で育てないと、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす」などという考え。1998年の厚生白書で、「たいていの育児は父親(男性)によっても遂行可能である。」「合理的な根拠は認められない。」と退けられた。