「え、それも明日必要!?」連絡帳見て走り回る母、注文の多い小学校だと思っていたけれど…!
ライター:アマミモヨリ
小学生の頃のわたしは、毎日のように平気で忘れ物をしていました。しかし息子のヒルマは自閉スペクトラム症。忘れ物をしたらパニックになりかねません。
そこで入学後、持ち物はすべて連絡帳に書かせてもらうよう先生にお願いしました。これで家でも確認できて、安心して学校生活を送れるはず!だったのですが……
注文の多い小学校
小学校というところは用意する物が多くておどろきます。Bのえんぴつが必要になったり、カップ麺の空き容器を要求されたり。
連絡帳を確認するのはわたしの日課ですが、週末に気がゆるみ、見忘れてしまうこともあります。
そんなときに限って月曜日の持ち物が、うちではとっていない「新聞紙」だったりして、朝からコンビニに走るわけです。
連絡帳を確認するのはわたしの日課ですが、週末に気がゆるみ、見忘れてしまうこともあります。
そんなときに限って月曜日の持ち物が、うちではとっていない「新聞紙」だったりして、朝からコンビニに走るわけです。
そんな物も用意するの?
あるとき、連絡帳に「竹ひご」と書いてあってうんざりしました。
えんぴつやカップ麺、新聞なら家庭にあっても良さそうだけど、「竹ひご」はちょっとちがうのでは──?
けれども連絡帳に書いてあるのです。持たせないわけには行きません。お店を2軒まわって、やっと準備しました。
それなのに──
けれども連絡帳に書いてあるのです。持たせないわけには行きません。お店を2軒まわって、やっと準備しました。
それなのに──
竹ひごは学校から配布されたのです。
え──ッ? どうなってるの??
え──ッ? どうなってるの??
先生に相談しました
担任の先生に相談しました。ヒルマは、それはそれはがんばって、黒板の文字を連絡帳に書き写しているのだそうです。
板書だけで手一杯で、先生の補足を聞き逃していたのです。
板書だけで手一杯で、先生の補足を聞き逃していたのです。
そしてこれまで奔走してきた、えんぴつや容器や新聞も、じつは「家にあれば持って来るもの」だったことが判明し、疲労度がさらに増しました。
もっと、わかりやすくしてほしい……。
もっと、わかりやすくしてほしい……。