「なんで特別支援学級なの?」娘の友達からの質問、どう答える?――伝えたかった親の想いとは
ライター:SAKURA
広汎性発達障害の娘は小学3年生。特別支援学級に在籍しています。言葉が苦手な娘…ある日、家に遊びに来た普通学級の友達に、ドキッとする質問をされました。
親として考えさせられた、娘の友達からの質問
広汎性発達障害の娘は、小学3年生。現在、特別支援学級に在籍し、国語と算数以外の時間を交流学級で同じ3年生のみんなと過ごしています。
娘は幸い、友だちにも恵まれていて、家に遊びに来てくれる子もいます。
娘は幸い、友だちにも恵まれていて、家に遊びに来てくれる子もいます。
クラスの友達が遊びに来てくれた時の話です。
私は正直、ドキッとしました。何と説明すればいいか迷ったのです。
それは、娘の前で聞かれたからではありません。その質問に対する答えと説明が、この子(友達)が成長していく上での価値観に繋がる言葉になるかもしれない…。私の言葉で、偏見を持つようになってほしくない…そう思ったからです。
それは、娘の前で聞かれたからではありません。その質問に対する答えと説明が、この子(友達)が成長していく上での価値観に繋がる言葉になるかもしれない…。私の言葉で、偏見を持つようになってほしくない…そう思ったからです。
一瞬迷って、私が出した答えは…
私は一瞬(数秒)だけ迷って、「私があーさんに説明したように言おう!」と決め、話を始めました。
「なんで苦手になっちゃったの?」難しいその質問の答えは…
この質問…一番悩みました。脳の問題…という言葉は、使い方を間違っては大変なので、出すべきではないと思いました。しかし、それを言わずにどうやって、小学3年生にわかるように伝えればいいか…。
おそらく医学的な原因というより、「いつ、どういうきっかけで」ということを伝えればいいかなと考えて…。
おそらく医学的な原因というより、「いつ、どういうきっかけで」ということを伝えればいいかなと考えて…。
娘の友達が全部理解できたかはわかりませんが、今回ちゃんと説明できたことは良かったと思っています。親である私たちが娘を認めているということを、少しでも感じてくれたら…大きな意味があった気がします。