先生からの完食報告が増えた!
小学2年生になった娘は、特別支援学級の在籍になりました。給食は引き続き、みんなと一緒に通常学級でとっていましたが、特別支援学級の担任の先生が付き添いしてくれるようになりました。
先生は、食の大切さを話してくれ、娘の負担にならないギリギリに量を減らしてくれました。さらに嫌いなものは「1口だけ…」「2口だけ…」とゆっくり時間をかけてサポートしてくれました。
そして、ついに娘が小学3年生になった頃から、完食報告を毎日聞けるようになりました。
離乳食のころから続いた娘の偏食。やっと…やっと完食できるように…やっとここまで来た!!と、私は嬉しくてたまりませんでした。
そして、ついに娘が小学3年生になった頃から、完食報告を毎日聞けるようになりました。
離乳食のころから続いた娘の偏食。やっと…やっと完食できるように…やっとここまで来た!!と、私は嬉しくてたまりませんでした。
切りかえが必要?
小学校では完食できるようになった娘ですが、家でも学校と同じように…そう上手くはいきません。
「私、学校で頑張ってるよ!」という娘。家でまでたくさん頑張らせる必要はない…切りかえも必要だと思った私は、苦手なものは「じゃぁこれだけね」と量を減らし、頑張ってもらっていました。ここまで来れたんだから、またゆっくり前進していけばいい…そう思いました。
好き嫌いの多いのは、親のせい?
そんな時、とある集まりがあって、大勢でご飯を食べる機会がありました。出た料理はオードブル形式。娘はその中から、好きなものを選んで食べていました。その時、娘はその場にいた人から「これ食べたら?」と料理を勧められました。
私はとっさに、料理を断った娘を、フォローしました。その話を聞いていた、料理を勧めてくれた人の子どもが来て、「好き嫌い多いの?」と聞いてきました。「味覚が過敏…」なんて言ってもわからないかな?と思った私は、「そうだね~学校では頑張って食べてるんだけどね~」と答えました。
すると…
すると…
好き嫌いがない子は、確かに素晴らしいけど…好き嫌いがある子を育てた私の子育ては、下手ってこと?偏食は、そんなに悪いことなのだろうか…。
その人に悪気はなかったのかもしれません。深い意味はなかったのかもしれません。みんなで食べる場所で、娘がわがままを言い、私がそれを認めたように見えたのかもしれません。その意味を深く考えないようにしてみても、悔しい気持ちはどんどんこみ上げてきました。
私は、悔しい気持ちを押し殺して、表情がばれぬよう、これでもか!ってぐらい体を曲げて下を向き、食べ続けることしかできませんでした。
その人に悪気はなかったのかもしれません。深い意味はなかったのかもしれません。みんなで食べる場所で、娘がわがままを言い、私がそれを認めたように見えたのかもしれません。その意味を深く考えないようにしてみても、悔しい気持ちはどんどんこみ上げてきました。
私は、悔しい気持ちを押し殺して、表情がばれぬよう、これでもか!ってぐらい体を曲げて下を向き、食べ続けることしかできませんでした。