【発達障害の娘の宿題問題】キャパオーバーで情緒不安定に!全部やる?減らすべき?それとも…わが家の解決策【前編】

ライター:SAKURA
【発達障害の娘の宿題問題】キャパオーバーで情緒不安定に!全部やる?減らすべき?それとも…わが家の解決策【前編】のタイトル画像

広汎性発達障害の娘は現在小学3年生。
小学校入学から始まった、学校の宿題…はじめは順調でしたが、徐々にみんなと同じ量を同じペースでこなすことが苦しくなってきました。
小学生にとって切っても切れない『宿題』の問題について、わが家がどう向き合っているか、2回に分けてお届けします。

小学1年生、最初は順調。

小学校に入学してから、毎日出るようになった宿題。小学1年生時は、通常学級に在籍していた娘。

この頃は内容も簡単で量も少なく、帰宅後に宿題の時間を取り、横について見るというやり方で何とかなっていました。
小学校1年生の頃の娘、あーさんの宿題事情。入学直後は宿題の量も少なく内容も簡単でスムーズにこなしていた。1年生の後半になると宿題の量が増え始めたが、それでも頑張ってすべて取り組んでいた。
Upload By SAKURA
簡単に解けるというのもあって娘も達成感があり、自分からすすんで宿題に取り組み、楽しそうにしていました。入学前は宿題のことが心配でしたが、出だしは順調。

1年生も後半になると、少しずつ内容も難しくなり、量も多くなっていきましたが、それでも娘は頑張ってみんなと同じ量の宿題を全部終わらせ、忘れずに提出していました。

小学2年生、やる気ダウン…イライラアップ。

小学2年生になり、娘は特別支援学級の在籍になりました。宿題はこれまで通り、通常学級のみんなと同じ内容で同じ量をやっていました。

ところが、だんだんと今までのように短時間で終わらなくなり、娘の宿題に対するやる気も少しずつ減っていきました。
小学2年生になると、宿題にかかる時間が増え、娘あーさんは取り組む中でイライラすることも増えていく。
Upload By SAKURA
答えの間違いを指摘されると、イライラして、わざと汚い字を書いたり…。娘の自我の成長も重なってか、間違ったのを私のせいにしたり、解けないことで癇癪を起こしたりするようになりました。

母子の関係が悪くなり、悩み始めたこの頃、娘は放課後等デイサービスに通所しはじめました。
放課後等デイを使うのは「甘え」なの?娘の療育を抱え込んでいた私が変われたワケのタイトル画像

放課後等デイを使うのは「甘え」なの?娘の療育を抱え込んでいた私が変われたワケ

小学3年生、みんなと差が開き始めた。

放課後等デイサービスに通い始めてからは、娘は宿題のほとんどを施設で終わらせてくるようになりました。私は穏やかに家で過ごす娘を見て、安心していました。

しかし、小学3年生になってしばらくした頃から宿題の量はさらに増え、かかる時間もどんどん増えていき...
3年生になるとさらに宿題の量が増えて時間がかかるようになる。母は他の家庭に宿題の取り組みについて聞くが、宿題が多いと感じているのは自分だけと知る。
Upload By SAKURA
あまりの多さに宿題の量に疑問を抱いたことも多々ありましたが、周りに確認してみても、みんなきちんとこなしてきているよう…

私が「遊ばせてあげたい」と思うことは、間違っているのだろうか。「もっと娘にも頑張らせなければいけないのか…?」と、不本意な焦りを感じました。

しかし、私が焦っても娘は変わりません。娘の宿題に取り組む姿勢は、どんどん悪化していきました。
娘あーさんの宿題に取り組む姿勢が悪くなっていき、焦りながらも見守る母。
Upload By SAKURA
療育支援探しバナー
次ページ「放課後等デイサービスでの過ごし方が変わった。」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。