ニガテな音対策に「イヤーマフ」を使用!学校の友だちに理解してもらうためには...?【娘の聴覚過敏対策 続編】

ライター:ひらたともみ
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頭痛に悩まされていた娘イロハ。「聴覚過敏」の診断をされたものの、どうやって対策したらいいのか...。

聴覚過敏と診断された娘、対策はどうする?

「聴覚過敏」と診断された小学校3年生の娘イロハ。
特にイロハは「左耳が人より数倍よく聞こえている」ということもわかりました。
聴覚過敏について調べる母
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聴覚過敏の治療法はまだ確立していない
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娘とイヤーマフについて調べる
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娘のイヤーマフについて周囲にどう理解を求めるか考える母
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イヤーマフはヘッドフォンに間違えられやすい
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イヤーマフについて周囲に理解してもらいたい

それまで頻繁に頭痛を訴えていたため、学校の先生もとても心配してくださっていました。そのため、まずは口頭で聴覚過敏という診断結果やイヤーマフの使用について話しました。

そしてもうひとつ、クラスのみんなにもわかるように説明してほしかったため、NHKの「わたしのトリセツ」をダウンロードして、イロハと相談しながら困りごとや対策とお願いを書いてみることにしました。

そして学校だけでなく学童や通っている英会話スクールにも渡し、詳しく説明することにしたのです。
娘のトリセツを作成し説明
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NHK 印刷して使える”私のトリセツ”
鳥取大学大学院教授・井上雅彦先生
出典:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/pdf/my-torisetsu.pdf
お出かけ時はバッジを着ける娘
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さて、イヤーマフを着用するようになったイロハの症状はその後どうなったか...
おかげさまで学校や公共の場の音に悩まされることがグンと減り、保健室に通うこともなくなりました。
担任の先生のおかげもあり、興味本位でイヤーマフ着用をからかわれたりするなど、嫌な思いは一度もないそうです。

『治療法がない』と聞いて、「一生このままなのか」とも思いましたが、主治医によるとそうとも言えず、脳の発育や内耳の変化により、イヤーマフを手放せる日もくるかもしれない...と言われました。
見えないところの苦痛を見つけることの難しさを、今回改めて知りました。

さてさて、イロハは今後どうやって聴覚過敏とつきあっていくのでしょうか...。
それも含めて、娘の成長がとても楽しみです。
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