弟からの言葉に傷つく発達障害の娘、変化する関係性ーーきょうだい児も我慢させたくない!それぞれとの向き合い方

ライター:SAKURA
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弟が生まれて、娘も「姉」になって3年が経過しました。いろいろ変化してきた姉弟関係…ここ最近、息子のおしゃべりがさらに成長したことで、また2人の関係が変化してきました。

弟の急激な成長。

広汎性発達障害の娘(小学3年生)には、3歳の弟がいます。
それぞれの成長を経て、今2人の姉弟関係は、また少し変化してきています。
3歳になった息子は、いわゆる定型発達。
口頭で説明してもすぐ理解し…空気を読むのもうまく…要領もよく…トイレトレーニングもあっさり終了。

何事もあっという間にこなしてしまいます。ゆっくりペースの娘の育児経験しかなかった私にとって、成長っぷりは驚くものです。
保育園でのできごとを次々と話す3歳の息子と、驚く母。
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特性の違い。

言葉の理解力はまだまだ娘が上ではあるものの、急激に姉に追いつきつつある息子。

要領がいいことに加えて、負けず嫌いな息子は、何でも「自分でやる!」スタイル。
3歳の息子はなんでも自分でやりたがるが、小学3年生の姉は難しい、できないと諦めてしまう。
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のんびりペースで、何事もすぐ諦めてしまいがちな娘と、行動の違いも目立つようになってきました。

観察が得意な息子は、姉が諦める様子を無言で見つめることもよくあります。
お菓子の袋が開けられないと泣く娘を母がなだめる。その様子をじっと見つめる3歳の息子。
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泣く姉をじっと見つめるその姿は、何か感じるものがあるように見えました。

喧嘩はするが、仲のいい姉弟。

息子が生まれた時、私たちは、息子には姉を見下したりは絶対にしてほしくないと思っていました。

息子が2歳になったころから、2人は一緒に遊ぶ時間が増え、親が間に入らない会話も多くなりました。2人っきりの会話もしっかり成立するようになり、喧嘩もするけどなんだかんだで仲良くしていました。
仲良く遊んでいた姉弟が喧嘩を始める様子。
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喧嘩になっても、お互い自分の言い分のぶつけ合いをするだけで、相手のことを悪く言うことはありませんでした。

息子は周りを見るのが上手なので、娘の様子に気がつくのも早く、「ねぇねぇ、いくよ~」と自主的に娘に声をかけてくれることもあり、このまま支え合ってくれるといいな~と感じていました。
次ページ「息子の成長で、姉弟関係に変化が…」

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