「ちょうどいい」温度が分からない…?ASD息子の体調不良を防げ!母が伝えた「基準とルール」

2020/01/05 更新
「ちょうどいい」温度が分からない…?ASD息子の体調不良を防げ!母が伝えた「基準とルール」のタイトル画像

寒い季節になりました。衣類や暖房を使って体調管理に努めたいところですが、「感覚的に判断して丁度よい調整をすること」が苦手なコウ。暑すぎる部屋で汗をかいているかと思えば、逆に薄着で暖房もつけないまま震えていることも。そんな彼のために「明確な基準」を用意してみました。

丸山さとこさんのアイコン
丸山さとこ
14058 View

寒さへの対応はできている?

1月になり、いよいよ寒さも厳しくなってきました。冬の間、我が家ではエアコンやガス暖房を使っています。コウも小学生になってからは「自由に使っていいよ」としているのですが、しばしば適温になっていない時がありました。
「何か顔があつい・・・」
Upload By 丸山さとこ
コウが温度設定を上げたくなった時、同じ部屋に家族がいる時は「温度上げていい?」と確認してくれるので問題ないのですが、1人で過ごしている時は「なんか顔が熱い」と言いながら暖房の効きすぎた部屋で汗をかいていたりしました。

かと思えば、逆に「なんか寒い」と言いながら暖房のない部屋で薄着のまま震えていることもあるコウ。寒さに対して衣類や暖房器具で調整するのが苦手なようです。
「何か調子悪い・・・?」
Upload By 丸山さとこ
「なんか暑い・寒い」と気付く時はまだよい方で、「なんか調子悪い・疲れると思っていたら、冷えたりのぼせたりしていた」ということも多いコウです。彼にとって、気温に合わせた行動をとることは少し難しいようです。

見て分かる指標を参考に

「今23℃かー・・・低くしようかな?」
Upload By 丸山さとこ
"寒くなったら・暑くなったら"という感覚をたよりに行動すると丁度よい調節ができないコウには、“目で見て分かる明確な指標”を参考にしてもらっています。

温湿度も表示するタイプの時計が各部屋に置いてあるので、それを時々確認した上で「室温が23℃になったら温度設定を下げる」というルールにしています。
「ありゃ、カゼひいたかもね。」
Upload By 丸山さとこ
室温が23℃あって厚着もしているのに寒さを訴える時は体調不良だったりするので、室温の上限を決めることは不調の発見にも役立っています。

服で調節する?それとも空調?

コウは薄いTシャツ1枚の状態で暖房をつけようとすることも多かったため、「まずは服で調整して、それでもダメなら空調を入れる」というルールになっています。

彼は腕がモコモコすると落ち着かないようなので、薄手の羽織りものか中綿入りのベストをいつもリビングの椅子にかけて置いています。

椅子の背中に衣類がかかっている姿は少しだらしないかな…?と思うところはありますが、読書や折り紙に熱中していても席を立たずにさっと羽織れるのが良いみたいです。目線は机の上に固定したままモソモソとそでを通しているのをよく見ます。
「おーい。ウデ通す方逆だよ。」
Upload By 丸山さとこ

切り忘れ対策には“つける時点で”タイマーを

また、“うっかりミス”が多い私とコウは、エアコンの消し忘れを防ぐため「スイッチをいれる時点で切タイマーをつける」ようにしています。
「ご飯は7時だから・・・2時間後がいいかな?」
Upload By 丸山さとこ
この方法ですと、「何時までこの部屋を使う予定か」を考える必要があるため、見通しを立てる練習にもなります。自分で見通しを立てるのが難しければ、「夕飯までこの部屋で遊ぶなら2時間」というように目安を教えたり、ヒントを与えつつ一緒に考えたりすることも可能です。

細かく考えるのが面倒であれば、就寝時間に切れるようにセットすることで「誰もいない部屋で一晩中空調がつきっぱなし」という事態は防げるので、それでよしということにしています。
毛布は最高!
Upload By 丸山さとこ
寒さは一番厳しい時期ですが、「冬至も過ぎて年も越して、日差しのある時間はこれから長くなる一方なんだよね。」と思うと、何となく“冬はその内終わるんだな~”という気持ちになって「寒い内に冬を楽しもう!」とすら思えてくる単純な私です。

雪遊び、鍋、あたたかい部屋でのアイスに、ふわふわの毛布!冬ならではの“いいもの”をコウと一緒に楽しみつつ、空調と衣類を使って体調管理に努めて冬を乗り切りたいと思います。
感覚過敏なADHD息子の熱中症事件!痛さには敏感なのに、暑さ寒さには超鈍感で…!?のタイトル画像

関連記事

感覚過敏なADHD息子の熱中症事件!痛さには敏感なのに、暑さ寒さには超鈍感で…!?

感覚の過敏さ(感覚過敏)、鈍感さ(感覚鈍麻)とは?発達障害との関係、子どもの症状、対処方法まとめのタイトル画像

関連記事

感覚の過敏さ(感覚過敏)、鈍感さ(感覚鈍麻)とは?発達障害との関係、子どもの症状、対処方法まとめ

発達ナビPLUSバナー
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
あわせて読みたい関連記事

あわせて読みたい関連記事

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOメディア&ソリューションズがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOメディア&ソリューションズは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOメディア&ソリューションズの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。