切り忘れ対策には“つける時点で”タイマーを

また、“うっかりミス”が多い私とコウは、エアコンの消し忘れを防ぐため「スイッチをいれる時点で切タイマーをつける」ようにしています。
「ご飯は7時だから・・・2時間後がいいかな?」
Upload By 丸山さとこ
この方法ですと、「何時までこの部屋を使う予定か」を考える必要があるため、見通しを立てる練習にもなります。自分で見通しを立てるのが難しければ、「夕飯までこの部屋で遊ぶなら2時間」というように目安を教えたり、ヒントを与えつつ一緒に考えたりすることも可能です。

細かく考えるのが面倒であれば、就寝時間に切れるようにセットすることで「誰もいない部屋で一晩中空調がつきっぱなし」という事態は防げるので、それでよしということにしています。
毛布は最高!
Upload By 丸山さとこ
寒さは一番厳しい時期ですが、「冬至も過ぎて年も越して、日差しのある時間はこれから長くなる一方なんだよね。」と思うと、何となく“冬はその内終わるんだな~”という気持ちになって「寒い内に冬を楽しもう!」とすら思えてくる単純な私です。

雪遊び、鍋、あたたかい部屋でのアイスに、ふわふわの毛布!冬ならではの“いいもの”をコウと一緒に楽しみつつ、空調と衣類を使って体調管理に努めて冬を乗り切りたいと思います。

執筆/丸山さとこ

専門家コメント 室伏佑香先生(小児科医)

コウくんの「暑い・寒い」という感覚だけに頼るのではなく、温度計という目で確認できる基準を使って調整している工夫が、とても分かりやすく、参考になりますね。ASD(自閉スペクトラム症)のあるお子さんでは、暑さや寒さ、空腹、疲れなどの身体内部の感覚に気づきにくかったり、反対に強く感じたりすることがあります。また、気づいていても、遊びや好きなことに集中していると、服を着る、暖房を調節する、という次の行動につながりにくいこともあります。目で見て分かる、具体的な基準を決めておくことは、本人が自分で判断するための大きな助けになりますね。
そして、羽織りものをすぐ手の届く場所に置く工夫も、できないことを指摘するのではなく、コウくんが自然に行動しやすい環境をつくるという、とても素敵な関わりだと思いました。見える基準やルールに従ってご自身が判断して実行していくことは、少しずつご本人が自分の体調や生活を管理していくための練習にもなっていると思います。特性の有無にかかわらず、こういった工夫をお子さんとの生活の中に取り入れていきたいですね。(監修:小児科医 室伏佑香先生)
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